いか@ 筑豊境 寓 『看猫録』

Across a Death Valley with my own Distilled Resentment

栗畑

2008年08月27日 19時12分58秒 | 筑波山麓


■蛇足;

どうする、ペシャワール会?

これまで「造反有理」理論に頼ってきた御仁たち。すなわち、(ベーテーが)テロ攻撃を受けるのは、理がある抵抗、すなわちインティファーダの結果であり、原因は米国の侵略性にあるのだ!

「それにひきかえ、われわれペシャワール会はアフガニスタン人に信頼されている! なぜなら、われわれは、帝国主義者ではないよい子であり、アフガニスタン人に奉仕しているのだ。その証拠にわれわれ誰ひとりアフガニスタン人に敵意を持たれることがないではないか! 誰一人テロの標的になることがないではないか!」

という思想に基づいてきた御仁たち。

今後、彼らにはいくつかの道がある;
i) 我こそ偽毛唐、すなわち米帝の腰ぎんちゃくであったと思い至り、絶望し、壁に頭をぶつけて死ぬ。

ii) この”犯人”は政治的根拠もない、あるいはタリバンの本義を理解しない偽物の、偶発的、あるいは、愚劣な”犯行”であり、あるいは、その蛮行を犯した者はパキスタンからきた跳ね上がりタリバンなのであり、結局われわれペシャワール会は断じて帝国主義者の手先ではないよい子のだ、われわれはアフガニスタン人の味方なのだ!と主張すること。

iii) その他  思いついた方は、コメント欄にお書きください。

■ 参考ブログ記事;

クリームな日々

親不孝日記


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4 コメント

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文章表現はブログにあった (いか@)
2008-09-03 20:37:15
映像はともかく、文章表現はブログにあった;

>>中村代表は28日朝、パキスタンから拉致現場に近いジャララバードに入り、初めて伊藤さんの遺体と対面した。ひつぎに入れられた遺体の顔を、何かを語りかけるように見つめ、手を挙げて遺体に向かい敬礼した。<<

http://blog.goo.ne.jp/katu1961/e/19c10fb66c3723cdd57a6349cf00da32

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Re.>見ました?  (インチキ号後悔記)
2008-09-02 08:25:56
>見ました? ニュース映像での、中村代表が伊藤青年の棺に面会、敬礼しとった。

否、見られなかったよ。
オイラんとこはNHKと民法各社受信できないので、NHKオンラインを早速見に行ったさ。でも前後の映像はあるのに、此の映像だけ削除されていて動画は観られなかったよ。当日はネット検索しても何も引っかからなかったしね。
で、翌々日再度ネット検索したらスチール写真が引っかかった。
ウン、確かに強い使命感が表出した絵かもしれない。


訂正:(誤) 青年も、自ら進んでアフガニスタンの民の救済に捧げた身、銃撃戦に・・・ 中村医師に重大な落ちだ度が → (正)青年も、自ら進んでアフガニスタンの民の救済に身を捧げたとはいえ、銃撃戦に・・・ 中村医師に重大な落ち度が

等々・・・
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あれは、マツシタムラジュクだ (いか@)
2008-08-29 20:50:26
インチキ号後悔記様、コメントどうもです。

ずつは、よく心の整理をできずに、書いたのではありますが...、やはり、おいらは何か ずんすいなばか つまりは、ないーぶなろまんちすと、夢想するうすらばか、なのです。

マツシタムラジュク討伐は危険です。ミイラとりがミイラになります。

見ました? ニュース映像での、中村代表が伊藤青年の棺に面会、敬礼しとった。

やっぱ、あれは、マツシタムラジュクだ。

立派だったとか、犬死だとか、英霊だとか、なんだとか、知らないが、伊藤青年はなぜ自分が死ななければわからず死んだであろう。それは、やはりテロの被害者なのだ。 なぜなら、戦士は死ぬ時、(敵に)やられた!としっかり思念して意識が遠のくだろう。 

ペシャワール会の謎は、戦士団ではないふりをして、「戦死者」に敬礼をすることである。

■蛇足;

福田ちゃんはともかく、もすおいらが岸信介だったら中村哲に、愚孫をあずけて、使い物になるようにする。
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れっと・いっと・びー (インチキ号後悔記)
2008-08-28 01:48:10
なんかイカちゃんらしくない物言いだなぁ。
イカちゃんって意外に純粋真っ直ぐ君で、もしかして狂気の眼をしたマツシタムラジュクの人たちとは近親憎悪だったりするのかな。

集団なんて所詮呉越同舟、同床異夢。
タリバンたって、あれもタリバン、これもタリバン、若い男は皆タリバン。
玉石混淆の闇鍋状態でしょう。

ペシャワル会の活動は素晴らしいと思うが、
青年も、自ら進んでアフガニスタンの民の救済に捧げた身、銃撃戦に巻き込まれて死んでも悔いは無いとまでは思ってはいなかった筈だから、管理者として会員の身を守れなかった中村医師に重大な落ちだ度が在ったことは指摘されるべきである。
でも、信念(自己暗示)が無けりゃそんな危険地帯で働く勇気なんか出てこないのも事実だよね。

どうせアメちゃん配信の記事を翻訳家が記者のフリをして垂れ流す洗脳大国ニポンじゃん、記事の行間を読むまでもない、あらゆる事象疑ってかかり逆さに読めば当たらずと言えど遠からず。

誰に殺されたか判らないけど、嘗て人命は地球より重いと宣った人の息子が首相を務める国から、まるで泥人形を踏み潰すかの如く日々人命が奪われているクニへ善意の青年が赴き、殺された。
そんな事実認識だけでいいんじゃない。

亡くなった方の様な純粋無垢な気持ちと行動力に憧れつつも、何もできないドブネズミのオイラはそう受け止めている。
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