舛添東京都知事の疑惑を最初に問題にしたのは、マスコミではなくネットであった。今頃になってマスコミが騒ぎ立てても、それは二番煎じでしかない。新党改革に属していたときの政治資金をめぐっては、その金額まで取りざたされていた。頻繁に海外に出歩くことや、韓国の朴槿恵大統領との会見を批判したのもネットであった。朝鮮学校に土地を提供することに対してもネットは猛反発した▼ネット言論はいうまでもなく保守派が中心である。だからこそ、早い段階から、行動する保守運動などがリーコールを呼びかけたのである。それを自分たちの手柄にマスコミはしたいのである。舛添都知事を辞めさせようとのデモであったのに、あたかもヘイトデモであるかのように報道したのがマスコミなのである▼自民党の都議会議員にしても、舛添都知事をかばう理由は微塵もない。それこそマスコミにおだてられて、野党に転落した自民党を離れて、民主党をほめちぎった過去は誰でも知っている。自民党都議団が一致して舛添都知事を辞任に追い込むべきだろう。老害でしかない森喜朗元首相がいかに弁護しようと、相手にする必要はない。テレビタレントになって名前が広まれば、国会議員になるのは難しいことではない。それで世の中を甘く見れば墓穴を掘るのである。舛添都知事は即刻辞任すべきなのである。
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