草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

反日国家に対抗できなくするのがヘイトスピーチ対策法だ!

2016年06月20日 | 思想家

自民党はあくまでも保守党であるべきだ。選挙に勝つためにウイングを左に広げるのは賢明ではない。その典型がヘイトスピーチ対策法であり、日本の国柄を否定するような政策への賛同である。とくにヘイトスピーチ対策法は深刻である。在日ばかりではなく、韓国や北朝鮮を批判することもヘイトスピーチと同一視されかねない。与党である自民党がお墨付きを与えたのである。これまでは共産党などの一部の主張であった。それを後押しするような法律をつくってしまったのだ。日本人やアメリカ人への罵倒はおかまいなしである▼福田恆存は『言論の自由といふ事』において、プラトンの「あまりにも行き過ぎた自由は、個人と国家とを問はず、行き過ぎた隷属以外の何処へも変化しない」との言葉を引用しながら、「他人の自由は自分の自由にとつて危険であり、障碍となる。随つて、人々は他人の自由を抑圧する人物なり政体なりを欲する様になる。それは必然的に僭主制、全体主義への傾斜を見せる」と書いている▼いかに排外主義的な主張であろうとも、法律で規制してはならないのである。そのことがきっかけとなって、表現の自由にブレーキがかかり、タブーが生まれてしまうからだ。最終的にその行き着く先は全体主義なのである。今の日本は中共や韓国、北朝鮮などによる反日キャンペーンにさらされている。それに対抗できないように日本国民の手足を縛ってしまってよいのだろうか。そこまでして自民党が選挙に勝とうとするのはあまりにも愚かである。

 

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