NHKの「ニュースウオッチ9」の大越健介キャスターというのは、自分を何様だと思っているのだろう。民主党政権ヨイショする御用キャスターそのものではないか。昨日も思わせぶりな言い方をして、世論を誘導しようと必死であった。自民党の支持率が大幅にアップしたことについて「党首が変わらない民主党よりも党首が変わった自民党の方が支持率が高くなる」とコメントしていたからだ。野田佳彦首相は第三次の内閣改造までやったにもかかわらず、圧倒的多数の国民からソッポを向かれているのである。よくぞそんなことが言えたものだ。そして、自民党は無理に解散を要求するのではなく、「民主党に協力すべきだ」とも述べたのだった。早速そのコメントはネットでも批判にさらされているが、国民の声を捻じ曲げるような報道は百害あって一利なしである。マスコミは足並みを揃えるようにして、安倍晋三総裁と自民党パッシングに躍起になっている。しかし、それをすれはするほど、マスコミは国民の信用を失うだけである。時の政権を野党が攻撃し、解散総選挙に追い込もうとするのは、議会制民主主義の鉄則である。裏で談合政治をやれと言っているようなもので、呆れるにもほどがある。そもそも「近いうちに解散」と口にしたのは、野田首相なのであり、その責任が問われるべきだろう。いくら御用キャスターであっても、もう少し言い方があるだろう。あまりにも露骨なのには嗤ってしまった。
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