草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

憲法改正の議論に応じない日本の左翼は左翼にあらず!

2018年07月24日 | 政局

マスコミの世論調査に一喜一憂するのも大人気ないが、朝日新聞などは自分たちで煽り立てておいて、それを確認する意味で行うのだから、まったく手が悪い。毎月のように実施するのを止めた方がよいのではないだろうか。その数字をあげて安倍内閣を追及するのも意味がない。それよりは本格的な憲法改正の議論を堂々とすべきなのである▼立憲民主党の枝野幸男が自らを「保守主義者」と呼んでいるのには笑ってしまった。何でも反対で、戦後レジームを守る側であることを自覚しているからだろう。まともな左翼政党であれば、独自の憲法改正案を提出し、自民党案との違いを打ち出すのが普通である。議論に一切応じないのだから、まさしく守旧派なのである▼日本の革新政党の不幸は、世の中を変革しようとする意気込みがみられないことだ。これでは国民の支持を得られるわけがない。何度でもいうが、憲法を改正することをタブー視してはならない。それぞれの政党はそれぞれに目指すものがあるはずで、それを実現するためには、憲法を絶対視してはならないのである▼アントニオ・ネグリの例を出すまでもなく、憲法制定権力というのは、憲法を突き抜ける力であり、本来であれば左翼の主張なのである。憲法を含めた既成の法律を認めないという革命権の行使は、左翼の左翼たるゆえんではないだろうか。日本の左翼はどっかピントがずれているのである。

にほんブログ村 政治ブログへ
にほんブログ村

応援のクリックをお願いいたします


政治ランキング



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 日本のよさを外国人に知って... | トップ | 売り上げ23兆円のパチンコ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

政局」カテゴリの最新記事