安倍首相の失敗は防衛大臣に稲田朋美を起用したことだと思う。いくら保守派とはいえ、安全保障を司るには、それなりの人材が求められるからだ。辻元清美あたりの追及に涙ぐむようでは最悪である。危機が直前に迫っており、自衛隊員を死地に赴かせる決断をしなくてはならないからだ▼稲田に反発した制服組の陸自幹部がとんでもないことをしでかした。南スーダンでの日報の隠蔽で、稲田が関与していたとリークしたのである。国会では「戦闘があったかどうか」をめぐっての論戦が交わされ、言葉の使い方が問題になった。制服組ばかりが責任を取らされそうになったので、稲田に嫌がらせをしたのではなかろうか▼平和ボケが続くと自衛隊だって腐敗するのである。稲田が駄目な指導者であろうとも、追い落とすためにマスコミにリークすることは、断じて許されるべきではない。それを喜ぶのは反日国家ではないだろうか▼いかなることがあっても、自衛隊の制服組は、シビリアンコントロールに徹するべきだ。軍隊である限り、組織の規律は守られなくてはならない。日本が侵略されれば、頼りになるのは自衛隊だけである。愚かな上司に引きずられるべきではないだろう。理不尽なことがあろうとも、耐えなくてはならないときはある。国民の命と暮らしを守るためにも、最優先すべきは祖国の防衛なのだから。
←応援のクリックをお願いいたします。
白虎隊探究 世紀を超える精神風土 会津教学と藤樹学への招待 | |
ラピュータ |