韓国の前法相であったチョ・グクの妻であるチョン・ギョウンシム韓国東洋大学教授が本日逮捕された。家族の不正疑惑で逮捕状を出すかどうかの審問を受けるために、昨日からソウル中央地裁に出向いていた。朝日新聞によると「犯罪の容疑の相当部分が解明され、証拠隠滅の懸念もある」ということで、ソウル中央地裁が決定したのだという▼文在寅が追い詰められているとの見方があるが、それは希望的観測に過ぎない。彼女は病気持ちで、脳腫瘍や脳梗塞を患っているともいわれる。検察側が強行したことで、左翼勢力が「やり過ぎだ」と騒ぎ立てることになるだろう。チョ・グク本人までは及ばないとの見方が有力であり、あくまでも検察の暴走を印象付けるために、あえて地裁レベルの決定として容認したのではないだろうか▼文在寅はしたたかである。これをきっかけにして、検察批判の声が高まることを期待しているのである。今の段階で握りつぶしてしまうよりも、タイミングを見て反撃に転じた方が利口なのである。文在寅は軍隊と警察、さらにはマスコミまでも掌握している。いざとなったらば、戒厳令を布告すればいいのである。司法については、自分たちの影響力が及ぶような改革を推し進めており、簡単にチョ・グクの妻を有罪にすることはできない。朴槿恵のときよりも、左翼政権の方が独裁的である。ここで保守勢力が手を緩めたら負けなのである。
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