まともな野党がいないことで迷惑しているのは日本国民である。消費税を上げた自公政権は徹底的に批判されるべきだ。嫌がらせしかできない野党では問題外だ▼国民民主党の森ゆうこにいたっては、台風19号が接近して大騒ぎしていた当日、役人が家に帰られないように、質問通告書を遅らせたというのが発覚した。池田信夫のツィートなどから、これまでの経過が明かになった。期限の午後5時までに最初の質問要旨が国民民主党の国対から各省庁に提出されたが、その内容は14項目の見出しだけ。中身が分からないので各省庁が森事務所に問い合わせることになり、深夜までやり取りが続くことになったのだ▼批判されるべきは森の方である。そこに原口一博が割り込んできて、森を被害者に仕立て上げようとしたから、わけが分からなくなっているのだ。原口の言い分が振るっている。通告は定められているが、レクチャーはあくまでも任意と切り捨てた。爆弾質問をして政府側を立往生させたいのである▼今回の場合は役人から不平が出たから分が悪くなった。それで居直っているのである。あくまでも紳士協定でしかないとしても、それを破るような野党には、アゴラが主張しているように、国会法の改正で対抗すべきだろう。論戦をしても歯が立たないから、マスコミ向けの見せ場をつくるのに必死というのでは、あまりにも情けない。リークした役人を悪者にするのもどうかしている。そんな野党だから自民党が安泰なのである。
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