【本文】
二百七十六段
きらきらしきもの。
きらきらしきもの。
大将(だいしやう)、御前駆(みさを)遂(お)ひたる。
孔雀(くざき)経(やう)の御読経。御修法(みずほふ)。
五大尊(ごだいそん)のも。
御斎会(ごさいゑ)。
蔵人の式(しき)部(ぶの)丞(ぞう)の白馬(あをむま)の日、大庭(おほば)練りたる。その日、靫(ゆげ)負(ひ)の佐(すけ)の、摺(すり)衣(ぎぬ) 破(や)らする。
尊(そん)星(しやう)王(わう)の御修法(みずほふ)。
季(き)の御読経(みどきやう)。
熾(しじ)盛光(やうくわう)の御読経(みどきやう)。
【読書ノート】
きらきらしきもの=堂々として美しく威厳のあるもの。
大将(だいしやう)、御前駆(みさを)=「行幸なればこそ」である。
摺(すり)衣(ぎぬ) 破(や)らする=禁制の摺(すり)衣(ぎぬ)を破らせる。
二百七十六段
きらきらしきもの。
きらきらしきもの。
大将(だいしやう)、御前駆(みさを)遂(お)ひたる。
孔雀(くざき)経(やう)の御読経。御修法(みずほふ)。
五大尊(ごだいそん)のも。
御斎会(ごさいゑ)。
蔵人の式(しき)部(ぶの)丞(ぞう)の白馬(あをむま)の日、大庭(おほば)練りたる。その日、靫(ゆげ)負(ひ)の佐(すけ)の、摺(すり)衣(ぎぬ) 破(や)らする。
尊(そん)星(しやう)王(わう)の御修法(みずほふ)。
季(き)の御読経(みどきやう)。
熾(しじ)盛光(やうくわう)の御読経(みどきやう)。
【読書ノート】
きらきらしきもの=堂々として美しく威厳のあるもの。
大将(だいしやう)、御前駆(みさを)=「行幸なればこそ」である。
摺(すり)衣(ぎぬ) 破(や)らする=禁制の摺(すり)衣(ぎぬ)を破らせる。