土屋理義さんによる「新作落語手品 グルメ合戦」
TAMCマジック発表会は休憩時間をはさんで、第2部がスタートする。
毎年恒例の落語手品の土屋理義さんのグルメ合戦からスタート。ゾンビボールを操るさとるさんの「空間座標点」は観客を魅了していた。
その後、渚でトキメキ・フォアボール。ナイロビの動物たち。夢の中からパートⅡ。念力スイング。バルーンファンタジー。そしてトリの作品はマジック劇「舌切り雀」であた。
白鳥勝彦さんグループのイリュージョンマジック「夢の中からパートⅡ」はいつもながら観客をビックリさせる。箱の中に入った女性が三つの箱に分離させて、真ん中の箱を移動させて見せる。女性はどこへ行ってしまったのだろうか?隠れる場所はない。三つの箱を再び元に戻してみるとそこには女性が再び出現している。摩訶不思議なマジックイリュ―ジョンである。毎年、白鳥さんは凄いマジックを披露させてくれる。
観客は女性はどのようになったのかと異次元空間へ行ったような感じを受けたと述べていた。
マジック劇「舌切り雀」は、童話をもとに組み立てたマジックストーリーである。ナレーターの佐久田修さんが劇の進行に合わせてうまく語ってくれるので、観客は芝居のほうに集中できる。大きな箱の中から妖怪やお化けなどが出てくるところは圧巻であった。マジック劇だけに大道具の作成も大変であった。アマチュアのマジッククラブで大道具をたくさん準備をするところも特色がある。
台風の影響もなく、今回も多数の方々が会場まで来てくれて最初から最後まで楽しんでくれた。また次回もさらに楽しいマジック作品を披露していくと大会委員長の蔵原克治さんの力強いスピーチが新たなスタートを切ったようだ。
その後、霞ヶ関ビル内の東海大学校友会館において打ち上げ懇親会が開催された。
黒崎正博さんことクロッキーさんによるトランプマジックと話術で参加者は魅せられていた。
(11月6日記)