つれづれなるままに

日々の思いついたことやエッセイを綴る

ヤマヨ水産の復興牡蠣について

2013年12月03日 | 日記
                  ヤマヨ水産から届いた「復興牡蠣」

宮城県気仙沼市のヤマヨ水産(小松武代表・東京国際大学出身)は、牡蠣やホタテ貝を海上に筏を組んで養殖をしておりました。それがあの東日本大震災により被災しまして、養殖筏、作業場、そして自宅まで津波の被害に遭って全滅してしまいました。

それから二年八か月して、牡蠣の養殖も進み、作業場も再建して、自宅も高台に建設中です。
ヤマヨ水産から初めての「復興牡蠣」が届きました。
中には「復興御礼」と記された便りが入っておりました。
「震災から二年八か月が過ぎ、皆様のお励ましとご支援を賜り感謝の念に堪えません。お陰様で私共の牡蠣養殖業も11月20日より生産出荷の運びとなりました」
そして写真は震災翌日の工場と現在の工場。震災翌日の海と現在の海を比較して掲載されております。
最後に「震災直後、がれきが漂流していた海もきれいになり、養殖筏は震災前に近い台数まで復旧してきました。ヤマヨ水産従業員の顔ぶれも復旧・復興いたしました。今後ともどうぞよろしくお願い致します」と綴られておりました。

この便りを受けて「よくここまで頑張ってきたものである」と嬉しくなり体の中から熱さがこみあげてまいりました。
我が家の食卓は今冬初の「カキフライ」のご馳走となりました。
ヤマヨ水産の家族一同の献身的な努力により生育された牡蠣でありましたので、とても嬉しくて嬉しくて家族の皆が「美味しいね。美味しいよ」と言って賞味しました。
とても感慨深いヤマヨ水産初出荷の養殖牡蠣でした。感謝申し上げます。

(12月3日記)
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