7月には舅の命日、8月には姑の命日・・・・・私の祖父や伯母の命日も・・・・・と懐かしい人達をしのんで、夫と話をしていました。その内におかしかった話などを思い出して、二人で『前代未聞』と噴き出してしまいました。面白いので、後々の孫の話のタネになればとさえ思います。夫の許しを得て、ちょっとご披露します。
舅は達筆で、あるいは達筆すぎて、宛名はちゃんと合っているのに『宛所に尋ね当たりません』と郵便局から何度も返送されてきました。それに筆まめなので、孫達にも一斉にメールが届くように、郵便が届きました。それで孫達は互いに連絡をして、『何が書いてあった?』と自分の判読部分を補充し合って祖父に返事を書く・・・・・という仕儀になっていたそうです。そんなエピソードの中で一番おかしかったのは、なんと!!!!!
姑宛てに来た手紙を勝手に読んで、姑が読まないうちに勝手に返事を出した!!!!!
姑はぷんぷん怒って、『和子さん、お父さんはね!!・・・・・』と、私のところにやって来ました。そして一部始終を教えてくれました。『あんまりじゃないですか!!!』という私、『せめて私の返事を聞いてから・・・・!!!』という姑の二人をよそ眼に、舅は、どこ吹く風・・・・『お前のために書いてやったとたい・・・・』とゴルフのパットの練習に余念がありませんでした。それから私は姑に夫と喧嘩する方法(?)なるものを教えてもらいました。姑ほどうまく使えないので、まだ使ったことはありません。
私は結構舅姑と面白く暮らさせてもらいました。今月と来月は仏壇の前で、舅姑とこういう思い出話をしています。