一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

408  秋風に野草からから乾びけり

2011年10月30日 | 

 

(あきかぜに/やそうからから/からびけり)

 

私の工房に来られたお客様に出すお茶は、全て野草である。ビワ、ヨモギ、スギナ、アシタバ、ドクダミ、クマザサ、ゲンノショウコなどをブレンドして、お飲みいただいている。

 

単品で飲むより、ブレンドした方が美味しい。紅茶のように、ポットに茶葉を入れて熱湯を注げば、香り高く飲める。薬草として飲むには、ぐらぐら煮て(煎じる)ほうが良いらしい。但し、香りは飛んでしまう。熱くして飲んでよし、冷やして飲んでよし、なかなか好評で、数年前から販売も始めた。

 

誰でも採取できる野草なのだが、どういう訳か、教えてあげても自分で採取する人は少ない。特に都会の日本人は、楽な「買う」ことを覚えてしまい、「作る」ことを忘れてしまったようだ。

 

ピラカンサス

コメント (2)
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