一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

409  夕紅葉死ぬこと残し燃え尽くす  章子

2011年10月31日 | 

(ゆうもみじ/ しぬことのこし/ もえつくす) 

 

 ちょっと淋しい句のように思いますが、本当に燃え尽くしたならば、あなたは幸せな人です。

 唯、「本当に燃え尽くしたのですか」と、問いたくはなります。何故なら、確か「燃え尽き症候群」という「精神的ビョウキ、うつ病」もあるそうですから。

 

しかし私は、「あなたが、有意義に充実した人生を生き尽くした。我が人生にとても満足している」という意味と解釈させていただきます。

 

 実は、私もそう思っているんです。分相応にという注釈付きですが、やりたいことはやった。やりたいことをやっている。だから、いつ死んでもいい。そういう満足感があります。

 

 

コメント
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