(おしみなく/かるせいねんの/はなのみち)
前回のtakeさんのコメント「マツムシソウが貴重な植物となりつつある」で、この句を思い出した。
日金山から岩戸山への登山道。市から登山道の草刈りを委託されているのだろう。機械で草を刈る青年達に出会ったのだが、そこには、松虫草をはじめ吾亦紅、田村草、釣鐘人参、女郎花などが咲き乱れ、正に花野道である。
登山者にとって必要な作業であるのかもしれないが、貴重な草花が刈られて行くのは悲しい。
ましてや、松虫草のように1年草(越年草)の場合、刈られてしまうと種を保存できないから、絶滅しやすいのだ。