一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

394  惜しみなく刈る青年の花野道

2011年10月14日 | 

(おしみなく/かるせいねんの/はなのみち) 

 

前回のtakeさんのコメント「マツムシソウが貴重な植物となりつつある」で、この句を思い出した。

 

日金山から岩戸山への登山道。市から登山道の草刈りを委託されているのだろう。機械で草を刈る青年達に出会ったのだが、そこには、松虫草をはじめ吾亦紅、田村草、釣鐘人参、女郎花などが咲き乱れ、正に花野道である。

 

登山者にとって必要な作業であるのかもしれないが、貴重な草花が刈られて行くのは悲しい。

 

ましてや、松虫草のように1年草(越年草)の場合、刈られてしまうと種を保存できないから、絶滅しやすいのだ。

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする