一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

1233   合歓の木の遅き芽吹きの始まりぬ

2014年05月24日 | 

 ネムノキ(合歓の木)はマメ科の落葉高木。別名「ネム」「ネブ」。5月も20日過ぎて、ようやく芽吹き始めた。こんなに遅く芽吹く木を、私は他に知らない。

 呼び名のネム、ネブは、夜になると葉が閉じること「眠る」に由来し、漢字名の「合歓」は、夫婦仲良く睦みあう象徴として名付けられたそうである。

 合歓の木は、成長が早く、救荒植物でもある。又、キチョウ(黄蝶)の食草として食い荒らされたり、カメムシに好かれるのでうっかり触るととても臭いそうである。

 そう言えば、我が家ではしょっちゅうカメムシが家の中に入って来る。最近はカメムシの匂いに慣れてしまって、それほど悪臭とは感じないけれど・・・・・原因は合歓の木だったのか・・・・・また一つ賢くなった。

 これから私は、結婚するカップルに、合歓の木を送ることにしよう。

ヤマツツジ(山躑躅)

コメント
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