ネムノキ(合歓の木)はマメ科の落葉高木。別名「ネム」「ネブ」。5月も20日過ぎて、ようやく芽吹き始めた。こんなに遅く芽吹く木を、私は他に知らない。
呼び名のネム、ネブは、夜になると葉が閉じること「眠る」に由来し、漢字名の「合歓」は、夫婦仲良く睦みあう象徴として名付けられたそうである。
合歓の木は、成長が早く、救荒植物でもある。又、キチョウ(黄蝶)の食草として食い荒らされたり、カメムシに好かれるのでうっかり触るととても臭いそうである。
そう言えば、我が家ではしょっちゅうカメムシが家の中に入って来る。最近はカメムシの匂いに慣れてしまって、それほど悪臭とは感じないけれど・・・・・原因は合歓の木だったのか・・・・・また一つ賢くなった。
これから私は、結婚するカップルに、合歓の木を送ることにしよう。
ヤマツツジ(山躑躅)