一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

1262   風鈴と洗い晒しの軍手かな   炎火

2014年06月29日 | 

 風鈴と軍手が軒先にぶら下がっている。ただそれだけのことだ。何が面白いのか、という御仁もおられるだろう。

 平和を象徴するような風鈴と、本来は戦争で使われる軍手との取り合わせ。しかしよく思い起してみると、確かニュースで「風鈴がうるさい」と隣から言われて喧嘩になった、というのを聞いたことがある。つまり今の日本では、風鈴をぶら下げる方が危険なのである。

ガクアジサイ(額紫陽花)

コメント
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