最近の東京、目黒川では、幅1メートル、長さは分からないほど大量のボラ(鰡)の幼魚が、連なって昇って来るそうである。数万とか数百万の数かもしれない。それを狙って、素潜りの得意なカワウ(河鵜)がやって来る。まあ、食べ放題だろう。
日本に生息する鵜は、ウミウ(海鵜)、カワウ(河鵜)、ヒメウ(姫鵜)、チシマウガラスの4種で、鵜飼の鵜は日本ではウミウ、中国ではカワウだそうである。カワウは、樹上をねぐらとしコロニーを作るので、大量の糞などによって木々が枯れてしまうという。悪臭がひどく人間からするとえらい迷惑だそうである。