一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

1240   行き過ぎてあとから気付く河鵜かな   歩智

2014年06月02日 | 

最近の東京、目黒川では、幅1メートル、長さは分からないほど大量のボラ(鰡)の幼魚が、連なって昇って来るそうである。数万とか数百万の数かもしれない。それを狙って、素潜りの得意なカワウ(河鵜)がやって来る。まあ、食べ放題だろう。

 日本に生息する鵜は、ウミウ(海鵜)、カワウ(河鵜)、ヒメウ(姫鵜)、チシマウガラスの4種で、鵜飼の鵜は日本ではウミウ、中国ではカワウだそうである。カワウは、樹上をねぐらとしコロニーを作るので、大量の糞などによって木々が枯れてしまうという。悪臭がひどく人間からするとえらい迷惑だそうである。

コメント (1)
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