一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

1257   嘘っぽい誠ホテルの蛍かな  雄二

2014年06月24日 | 

  昔、あるホテルで、「蛍と料理の集い」なる催しがあっって参加したことがある。蛍は、業者が養殖した蛍とカワニナを、ホテルが購入して池に放流したものだ。この句の「嘘っぽい誠」とは、都会のホテルの循環式の池に、いるはずのない蛍が演出によって飛んでいる。そんなことを言っているのだろう。

 天然と養殖・・・・・蛍に限らずよく考えてみれば、農業も養殖だし、肉も養殖だ。魚も嘘っぽい養殖が増えている。

ビヨウヤナギ(未央柳)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする