一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

1252   讃仏の諸堂のしんと青葉雨   貞次

2014年06月19日 | 

 「讃仏偈」とは、仏を讃嘆する偈(うた)の意味であるが、この「仏」は、「世自在王仏」である。かつて阿弥陀如来が法蔵菩薩であったとき、世自在王仏のもとに弟子入りしてその功徳を讃嘆し、このような優れた仏のもとで修行してならぶもののない浄土を作り上げようと誓われたもの、だそうである。浄土真宗でよく唱えられるお経で、「仏説無量寿経」の中の一部

 さて、この句に諸堂とあるが、どこの寺だろう。もしかすると、京都の龍谷山本願寺(西本願寺、浄土真宗本願寺派)や、真宗本廟(東本願寺、真宗大谷派)かもしれない。

ネジバナ(捩花)ラン科

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