一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

1260   ふたありで夏至の城址をめぐりけり   悠

2014年06月27日 | 

 漢字の「二人で」を、ひらがなで「ふたありで」と書いただけで、なんとなく意味ありげに思えるから不思議。取って付けただけの「夏至の城址」も「めぐりけり」も陳腐だが、「ふたありで」が実に面白い。

 「彼とお忍びの逢引をしたのよ。あなたにだけは教えてあげる。でもね、絶対内緒よ。」と,ひそひそ言われているような気がする。「勝手にしろ!」

エゴノキ

コメント
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