どんな蜘蛛も必ず糸は出すが、およそ半々で網を張る蜘蛛と張らない蜘蛛がいるという。砂漠、高山、森林、草原、湿地、海岸どんな所にもいて、蜘蛛は実に生命力が強いらしい。網を張る沖縄のオオジョロウグモ(大女郎蜘蛛)は、なっなんと燕や山雀を捕食するそうですぞ。蜘蛛の巣を見て、「こいつら、いつ獲物にありつけるのか、可哀想に」などとついつい思ってしまうが、とんでもない。
但し、霧の濃い日は、蜘蛛にとって最悪。張った網が、全て水滴で見えてしまうからだ。腹をすかせてじっと晴れるのを待つしかない。
↑キンシバイ(金糸梅)、ムラサキシキブ(紫式部)↓