一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

1703   白玉の霧を捕らえし蜘蛛の網

2016年07月06日 | 

 どんな蜘蛛も必ず糸は出すが、およそ半々で網を張る蜘蛛と張らない蜘蛛がいるという。砂漠、高山、森林、草原、湿地、海岸どんな所にもいて、蜘蛛は実に生命力が強いらしい。網を張る沖縄のオオジョロウグモ(大女郎蜘蛛)は、なっなんと燕や山雀を捕食するそうですぞ。蜘蛛の巣を見て、「こいつら、いつ獲物にありつけるのか、可哀想に」などとついつい思ってしまうが、とんでもない。

 但し、霧の濃い日は、蜘蛛にとって最悪。張った網が、全て水滴で見えてしまうからだ。腹をすかせてじっと晴れるのを待つしかない。

↑キンシバイ(金糸梅)、ムラサキシキブ(紫式部)↓

コメント (2)
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