一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

1704   詩も川も臍も胡瓜も曲りけり   閒石

2016年07月07日 | 

(しもかわも へそもきゅうりも まがりけり) 

 「菜園の胡瓜、どういう訳か皆曲がっている。このご時世、お前たちは世間では売り物にならないのだよ。無人スタンドで、まあ良くて一山100円だね。

 そういう私も、お前同様臍曲がりの人生だったなあ、勿論俳句も同様だった。俳句界に埋没するような月並みの句を嫌ったのさ。

 さて、塩もみ、酢漬け、一夜漬け。それとも、磨った大蒜と生姜、唐辛子をどっさり味噌に入れ、口がひん曲がるように辛くして、生噛りにでもするか。それが、お前と俺に一番ふさわしい」・・・・・と作者が言ったかどうか、私は知らない.

ハンゲショウ(半夏生、半化粧)、カタシログサ(片白草)とも

コメント
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