♬ 歌・唄・詩の日々

いい歌、いい歌手と出会いたい・・・
そんな気持ちを込めて綴る気ままな雑記帳です

ひるの歌謡曲・水前寺清子

2006年02月01日 | 演歌・歌謡曲
★「ひるの歌謡曲」は、真木ことみが案内役で水前寺清子の特集だった。真木ことみだったら、案内役より特集される側でもいいくらいだ。
水前寺清子は、演歌歌手としてはちょっと異質な感じもする。歌の種類も、芸能活動も幅が広い。ボーイッシュなショートヘア、いなせな着流しスタイルで、若い女性からの「チーター!」という黄色い喚声が飛んでいた。マルチタレントであり、アイドルでもあった。

★デビュー曲は道中もの『涙を抱いた渡り鳥』だが、これはもともと畠山みどりの移籍第一作として用意された『袴をはいた渡り鳥』の改作だとのこと。
代表曲は一つに絞れない。『涙を抱いた渡り鳥』『いっぽんどっこの唄』『三百六十五歩のマーチ』『大勝負』あたりになるのだろうが、ジャンルとしてはやはり根性演歌、人生応援歌である。
放送された中で、なつかしく聴いたのが『いつでも君は』だった。

★デビューが東京オリンピックの頃で、都はるみと同期になるが、この二人はあまりライバル扱いされていないように思う。まだ少年だった私も、彼女が唄っているのをテレビでよく見た覚えがある。男っぽくて、明るくて、可愛くて、愛嬌があって、高度成長期の日本にふさわしいタレントだったと思う。

◆ところで、くどいと言われそうだが、昨夜の歌コン新人特集の予想は、10月16日に書いていた。『よろしく哀愁』のほかのカバー曲予想が、丘みどり『一円玉の旅がらす』、松原健之『青葉城恋唄』、沢田美紀『元気を出して』だった。同時に書いたNHKへの要望は一応全部実現したが、「BS日本のうた」への竹川美子の出演は、重ねて要望しておきたい。
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