★演歌のお薦め新譜が試聴できるサイトで取り上げている曲のうち、若手歌手5人にしぼってコメントしてみたい。45秒しか試聴できないが、いずれも全曲聴いてみたいと期待させるに十分だ。このごろ演歌のチャート上位はベテランばかりだ。若手が一人でも二人でも上位に食い込んでほしいと思う。
●永井裕子『山鳩の啼く町』
若手女性演歌歌手の中では、安定した人気を得てきた彼女の新曲は、山鳩という題材がちょっと変わっていて、面白いと感じた。ちあき哲也氏の作詞は彼女の曲では初めてとのことで、期待できる。雰囲気としては『菜の花情歌』に似た感じの曲かなと思った。
●森山愛子『父娘船 ~おやこぶね~』
受ける素養があると思うのにどうもパッとしない彼女も、そろそろブレイクしてほしいものだ。前作『風樹の母』は、シリアスな母ものだったが、新曲は威勢のいい父もので、このほうが彼女には似合っている。とても気持よく唄っている感じがする。
●北山たけし『男の拳』
昨年の紅白出場で、今年は真価を問われることになるだろう。新曲はデビュー曲『片道切符』に似たタイプの、人生応援歌といった感じのさわやかな曲だ。それだけに無難で、新鮮味がないとも言える。これまでとは全然違うタイプの曲で勝負するのも面白いと思うのだが。
●多岐川舞子『鳴き砂海岸』
『湖愁』で歌謡曲路線を試みたが、やはり演歌のほうが合っているようで、前作『南国土佐に雪が降る』に続き、今回もストレートに演歌路線である。情感をこめた力強い唄い方がなかなかいい感じだ。
●黒川真一朗『グラスの氷』
『あかね雲』がやや期待はずれだったので、新曲には大いに期待していた。タイトルだけ見ればムード歌謡かと思ったが、明るく軽いタッチの曲だ。彼の声にはこういう明るい感じが向いている。私は『家族』をよくカラオケで唄ったが、この曲も早くカラオケで唄いたいという気になる。
●永井裕子『山鳩の啼く町』
若手女性演歌歌手の中では、安定した人気を得てきた彼女の新曲は、山鳩という題材がちょっと変わっていて、面白いと感じた。ちあき哲也氏の作詞は彼女の曲では初めてとのことで、期待できる。雰囲気としては『菜の花情歌』に似た感じの曲かなと思った。
●森山愛子『父娘船 ~おやこぶね~』
受ける素養があると思うのにどうもパッとしない彼女も、そろそろブレイクしてほしいものだ。前作『風樹の母』は、シリアスな母ものだったが、新曲は威勢のいい父もので、このほうが彼女には似合っている。とても気持よく唄っている感じがする。
●北山たけし『男の拳』
昨年の紅白出場で、今年は真価を問われることになるだろう。新曲はデビュー曲『片道切符』に似たタイプの、人生応援歌といった感じのさわやかな曲だ。それだけに無難で、新鮮味がないとも言える。これまでとは全然違うタイプの曲で勝負するのも面白いと思うのだが。
●多岐川舞子『鳴き砂海岸』
『湖愁』で歌謡曲路線を試みたが、やはり演歌のほうが合っているようで、前作『南国土佐に雪が降る』に続き、今回もストレートに演歌路線である。情感をこめた力強い唄い方がなかなかいい感じだ。
●黒川真一朗『グラスの氷』
『あかね雲』がやや期待はずれだったので、新曲には大いに期待していた。タイトルだけ見ればムード歌謡かと思ったが、明るく軽いタッチの曲だ。彼の声にはこういう明るい感じが向いている。私は『家族』をよくカラオケで唄ったが、この曲も早くカラオケで唄いたいという気になる。