★最近発売された若手女性演歌歌手の新曲には、力強くて演歌本来のよさを感じさせる曲が多い。そんな中からきょうは2曲取り上げてみたい。
☆まず川野夏美の『港町恋唄』、これは『じょんがら恋唄』からほぼ1年ぶりとなる新曲。衣装は引き続いて和服。タイトルに地名は入っていないものの、彼女自身のご当地である豊後水道を舞台とした威勢のいい海洋ものの演歌である。この手の曲はデビュー曲『あばれ海峡』に通じる彼女の原点とも言っていい。ただし、今回は女歌で、海の男の女房としての心意気を歌ったもの。張りのある声と、小気味よく回るこぶしが心地よく響く。
☆続いては前田有紀の『お前の涙を俺にくれ』、こちらは1年10ヶ月ぶりとずいぶん間隔が空いた。ポップな感覚の歌謡曲を次々に出してきた彼女も、一時はどうなったのかと心配していた。それが今回は力強い男歌の「ど演歌」を引っさげて、前田有紀健在なりというところを見せてくれた。これまでのイメージをガラッと変えた意外性が面白いし、前田有紀ってこんなに歌がうまかったのか、こんなに声に力があったのかと再認識させてくれる。ジャケ写もなかなか格好よく決まっている
☆まず川野夏美の『港町恋唄』、これは『じょんがら恋唄』からほぼ1年ぶりとなる新曲。衣装は引き続いて和服。タイトルに地名は入っていないものの、彼女自身のご当地である豊後水道を舞台とした威勢のいい海洋ものの演歌である。この手の曲はデビュー曲『あばれ海峡』に通じる彼女の原点とも言っていい。ただし、今回は女歌で、海の男の女房としての心意気を歌ったもの。張りのある声と、小気味よく回るこぶしが心地よく響く。
☆続いては前田有紀の『お前の涙を俺にくれ』、こちらは1年10ヶ月ぶりとずいぶん間隔が空いた。ポップな感覚の歌謡曲を次々に出してきた彼女も、一時はどうなったのかと心配していた。それが今回は力強い男歌の「ど演歌」を引っさげて、前田有紀健在なりというところを見せてくれた。これまでのイメージをガラッと変えた意外性が面白いし、前田有紀ってこんなに歌がうまかったのか、こんなに声に力があったのかと再認識させてくれる。ジャケ写もなかなか格好よく決まっている