今年は一体どんな新人歌手がデビューして来るだろうかというのをいつも熱い期待を込めて見ています。将来の演歌界を背負って立つような人材が次々に出てきてほしいと思います。
そんな中、5月22日に『泣いてひとり旅』でデビューした茨城県つくば市出身の水城なつみさんに注目しました。
この春に高校を卒業し、19歳になったばかりという若さです。
歌唱はなかなかしっかりと落ち着いたもので、声量があり声の伸びも十分です。またこの曲は掛け値なしで本当にいい曲だと思います。メリハリがあって覚えやすく、私も早速カラオケで歌ってみたところ、ますますこの曲が気に入りました。
淡々とした感じで始まる曲が、3行目の途中からぐっと力強くなり、サビの「うしろへうしろへ」のところがすごく印象的です。
全体的には歌謡曲テイストで、泥臭さがなくて親しみやすく、本当にうまく曲づくり、アレンジができていて、この新人歌手に対する力の入れ方を感じます。
将来性十分の楽しみな実力派新人が現れました。活躍を大いに期待しています。