とうとう(?)5人続けて男性歌手です。しかもベテラン一流どころの五木ひろしさん。実はこのブログできちんと取り上げるのは初めてなんです。
レーモンド松屋氏に楽曲の提供を受けた前作『夜明けのブルース』はヒットしましたが、やはりリズミカルな親しみやすい曲調によって、改めて五木さんの持ち味が発揮されたと言えるのではないでしょうか。
そして今回続いてレーモンド松屋氏の手になる『博多ア・ラ・モード』も前作に負けず劣らず、素晴らしい出来栄えです。今回もご当地ソングですが、舞台が松山から博多に移って、都会的な味わいがより前面に出ている感じです。
歌詞を見ると、「湯上りの紅の鼻緒」とか「おくれげゆれて」といった情緒のあるフレーズがあるかと思えば、「ストリートダンス」「フォールインラブ」といった英語もあり、和洋折衷の面白さを感じます。
聴いていると自然に体を軽快に動かしたくなるようなリズミカルな曲で、カラオケで歌っても気分上々で盛り上がることでしょう。