北山たけしさんについては、もう10年以上前にはこのブログで何度かコメントしていますが、曲を単独で取り上げたことはありませんでした。
北島三郎氏の娘婿ということで特別な目で見られるのは仕方ないでしょうが、あくまでも歌唱や楽曲で評価すればいいと思います。
そこで4月発売の新曲『津軽おとこ節』についてですが、作詞作曲は義父の原譲二氏(北島三郎氏)で、どっしりとした力強い王道演歌です。
主人公は津軽三味線の演奏家を志して故郷の津軽から都会へ出て行く男性です。津軽三味線や津軽じょんから節をテーマにした曲はたくさんありますが、それを人生応援歌としてうまくまとめ上げているところがいいですね。
彼の歌唱は明るく伸びやかな声で、曲の雰囲気をよく盛り上げているところに好感が持てます。若手から中堅歌手へとおおきく飛躍する契機になる曲のように感じます。