またまた魅力的な新人女性歌手が出てきました。その名は藤井香愛さん、下の名前は「かわい」と読むんですね。
キャッチコピーは“新世代の歌謡歌姫(ディーヴァ)”ということです。ルックスはアイドル的というよりはどちらかと言えば大人っぽい雰囲気で蠱惑的な感じ、歌声もハスキーボイスが売り物の実力派です。
徳間ジャパンとラジオ日本合同のオーディションでファイナリストになった実績を持つ彼女は東京都出身の29歳、小学2年生からダンスやボイストレーニングをしていたとのことです。
さて7月4日に発売されたデビューシングル『東京ルージュ』は、都会派の歌謡曲というか、80年代の歌謡ポップスを思わせるいい味わいの曲です。作曲は演歌の数々の名曲で知られる弦哲也氏で、こういう曲でもさすがのうまさで、作詞は「ロンリー・チャップリン」などの岡田富美子氏で、スケール感のある情熱的な歌詞です。
新人らしからぬ歌唱力で、歌謡界に新風を吹き込む活躍を期待したいものです。