♬ 歌・唄・詩の日々

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神野美伽 “いちから二人”

2018年09月11日 | 演歌・歌謡曲

神野美伽さんの曲を取り上げますのは、2013年の『もう一度恋をしながら』以来ですので、5年ぶりとなります。

この6月27日発売の新曲『いちから二人』は、前曲の『千年の恋歌』に続く神野美伽さんの芸能生活35周年記念曲です。

『千年の恋歌』は各コーラスに和歌を配するという雅でユニークな曲でしたが、『いちから二人』は、しみじみと人情味あふれる演歌に仕上がっています。タイトルがちょっと変わっていて、歌詞を聴いてから、ああなるほどと思いました。

キーワードは「昭和」と「俺(おい)らが生まれた故郷(ふるさと)」で、昭和の時代を懐かしみつつ、自分の故郷で人生を出直そうと呼びかける男歌です。

彼女自身がコメント動画で、この曲は長年連れ添った夫婦がテーマとも、歳を重ねてから出逢った男女がテーマとも解釈できるシンプルな歌詞だと言っています。

音域が広くて、難しそうな曲ですが、さすがに彼女はうまく歌いこなしています。彼女は歌うときのコツとして、楽譜のメロディー以外での工夫を楽しむこととコメントしていますので、カラオケで腕を磨くには持って来いの曲と言えるかもしれません。
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