♬ 歌・唄・詩の日々

いい歌、いい歌手と出会いたい・・・
そんな気持ちを込めて綴る気ままな雑記帳です

雪の海峡 津軽・カセットチャート1位!

2006年09月14日 | 演歌・歌謡曲
★竹川美子『雪の海峡 津軽』が、オリコン演歌チャート2位に続き、グッドウェーブのカセットチャートで堂々1位に輝いた!

★いやはやすごいことになった。正直言って全く予想していなかった。
でもこれくらいで喜んでいてはいけないのであって、このうえは今年の演歌シングルのトップセールスを狙う勢いで頑張ってもらいたい。グッドウェーブのコメントにあるように、一気に階段を駆け上がって、水森かおりに追いつき、そして追い越してほしいものだ。

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雪の海峡 津軽・オリコン演歌部門2位!

2006年09月13日 | 演歌・歌謡曲
★9月6日に発売された竹川美子の新曲『雪の海峡 津軽』が、最新のオリコンチャート演歌部門で初登場2位、総合でも38位とすばらしいスタートを切った。まさに『江釣子のおんな』でホップ、『室津のあなた』でステップ、そして『雪の海峡 津軽』でジャンプという感じであり、この勢いでこれからもグイグイいってもらいたい。
このことは彼女の実力、そしてこれまでの地道な努力によって、多くの演歌ファンに竹川美子という名前がしっかり浸透したことの証左だと思う。

★その反面、彼女はNHKの「BS日本のうた」にはまだ一度も出演したことがなく、歌謡コンサートへの出演も、16年2月の新人特集、17年1月の2週連続若手応援コーナー、そして今年1月と合計4回に過ぎない。過去の実績だけにすがっているベテランを何度も出演させるより、竹川美子のように実力があり、ファンが急増していることが数字で明らかな若手有望歌手に、もっともっと光をあててほしいものだ。さもなければ次代の演歌界を背負う若手は育たない。演歌はナツメロではなく、今に生きる私たち日本人の歌なのだから。
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新曲を試聴して

2006年09月10日 | 演歌・歌謡曲
グッドウェーブの「お勧め新譜」が更新されていた。そのうち若手女性3人の新曲を試聴しての印象を書いてみたい。

☆『いつか赤いチューリップ』 沢田美紀

沢田美紀のサードシングルは、彼女の出身地富山の名物のチューリップがテーマ。リズミカルな伴奏が印象的なポップなナンバーである。軽く口ずさめるような明るくさわやかな曲で、彼女の持つキャラクターにぴったりのような気がする。


☆『大和撫子』 みずき舞

再デビュー以来歌謡曲路線で来ていたみずき舞が、今度は和服衣装で演歌である。もっともキャンペーンでは美空ひばりや香西かおりの演歌をよく歌っている彼女だから、演歌は好きなんだと思う。歌詞はまた古風でおしとやかな日本女性の心情をあらわしており、曲も詩も演歌の様式美の世界にどっぷり身を浸している感じ。


☆『ひっつき虫』 森宮幸子

森宮幸子といえば有望新人歌手が多くデビューした平成15年組の一人だが、やや影の薄い印象があった。デビュー曲『ふたりの日本海』はいい曲だったし、セカンドシングル『自分坂』で頑張っていたが、その後新曲が出ていないのでどうしたのかと思っていた。2年ぶりの新曲はちょっと変ったタイトルで、大阪弁にチャレンジしている。曲はフォーク調でこれまでとは全く違う。確かにこんな曲のほうが彼女には合っているのかもしれない。少し幼さの残るような声が、甘ったるい雰囲気をかもしだしている。

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BS日本のうた

2006年09月09日 | 演歌・歌謡曲
★「BS日本のうた」の前半は、ふるさとへの熱い思いをテーマにした曲の特集で、昭和歌謡の名曲が続いた。
柏原芳恵の『木綿のハンカチーフ』は、太田裕美本人の歌ではよく聴くのだが、彼女のカバーもなかなかいけると思った。
島津亜矢の『津軽のふるさと』は、音域の広い難しい曲をうまく唄っていたと思う。ただ、低音部の語尾が弱くなる彼女の欠点がやはり出ていたようだ。
船村徹氏の『別れの一本杉』は、前に自伝を読んだので、高野公男氏への想いがより強く伝わって来た。
牧村三枝子は久しぶりに見た。『みちづれ』以外の持ち歌を聴きたかったところだが、『遠くはなれて子守唄』という彼女のカバーでは初めて聴く曲だった。やさしく語りかけるような唄い方がよかった。

★新曲では香田晋の『源さん音頭』が、楽しく会場を盛り上げていた。彼の明るいキャラクターにはぴったりだ。

★そして熱唱ひとり舞台は歌手生活20周年の坂本冬美だった。今回は威勢のいい曲が中心で、7曲すべて彼女の持ち歌。ラストに唄ったのが恩師の猪俣公章氏の未発表曲『星に祈りを』で、これはアルバム用にレコーディングされたらしい。すごくいい曲なのでシングルカットすればいいと思う。
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歌謡コンサート・歌コン最前線

2006年09月05日 | 演歌・歌謡曲
★先週も先々週も見ていなかったNHK歌謡コンサートは、7月以来ということになる。全体的には歌をじっくり楽しむことができて、ひと頃に比べると落ち着いた感じになった。特にあの悪評高い「歌コン金メダル」がなくなっただけでもいくらかはましである。

☆その代わりに今回から登場したコーナーが、「歌コン最前線」だ。第1回は半田浩二が『大連の街から』を唄った。師匠の中山大三郎氏の思い出というのがテーマのようだった。今後どんな形でこのコーナーをやるのかよくわからないが、おそらく若手やマイナーな歌手が登場するのだろう。一応期待を持っておきたい。
「金メダル」では歌手に1コーラスしか唄わせなかったが、きょうの半田浩二はワンハーフだった。せめて2コーラスは唄わせるべきだ。

☆カバーと新曲の両方を唄えたのは、『おんな道』と『新宿の月』の山本譲二ひとりだけ。
カバーで印象的だったのは、美川憲一の『アプレ・トワ』で、越路吹雪の持っていたあの一種独特の妖艶さがよみがえるような感じだった。

☆新曲では、真木ことみの『もどり舟』がよかった。彼女は唄っているときの悲しそうな表情、そして最後の微笑みが魅力なのだが、今回は微笑みが見られなかった。歌の内容がみずから身を引く女性の心境なので、悲しい表情のまま唄い納めたのだと思う。
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