♬ 歌・唄・詩の日々

いい歌、いい歌手と出会いたい・・・
そんな気持ちを込めて綴る気ままな雑記帳です

水田竜子・紅花の宿

2007年10月08日 | 演歌・歌謡曲

★水田竜子さんは30歳と年齢的には若いものの、デビュー14年目ということで、すでに中堅演歌歌手と言えるかもしれません。歌唱力もさることながら、長身の美貌と明るい前向きな性格で、着実に人気を伸ばしています。

★そんな彼女の新曲『紅花の宿』は、タイトルに地名はありませんが、山形県酒田市を舞台にした旅情演歌です。一昨年の『北山崎』は岩手県、そして昨年の『角館哀歌』が秋田県でしたから、これで3曲連続で東北地方を舞台の旅情演歌となるわけです。

★この曲を聴いていると、北国の宿の情景が浮かんでくるようで、主人公の女性の心情もすんなり伝わってきます。それだけ彼女の歌唱力が優れているということですね。きっとカラオケでも人気曲になると思います。
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浅田あつこ・魹ヶ崎

2007年10月07日 | 演歌・歌謡曲

★浅田あつこさんの新曲は、タイトルがちょっと目を引きます。『とどヶ崎』の「とど」は難しい漢字で、魚へんに毛と書きますが、パソコンで変換できないので平仮名で表記されていることが多いです。

★これは岩手県宮古市にある本州最東端の岬の名前で、『喜びも悲しみも幾歳月』の舞台になったところらしいです。この曲のイントロ、そして間奏に『喜びも悲しみも幾歳月』のテーマの勇壮なメロディーを借用してアレンジしているのはそんなわけなんですね。

★浅田あつこさんは一昨年の『霧多布岬』、そして昨年の『風花岬』と岬をテーマに、女のみれん心をドラマチックに歌い上げてきました。今回の新曲も同じ路線で、作詞作曲は3曲とも秋浩二氏です。

★彼女の歌唱には力強さがあるので、せつない女心を歌っていても、主人公はその哀しみを乗り越えて強く生きていくというイメージを感じさせます。この曲はかなり難しいと思うのですが、彼女は伸び伸びと歌っています。
大阪出身の実力派であり庶民派である彼女の、ますますの飛躍を期待しています。
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