社会を見て、聞いて、感じる。

人生そのものがフィールドワーク。

5月2日(木)

2013年05月06日 20時06分20秒 | 2013年

  4時半起床。急いで身支度を整え、5時半前に家を出る。京浜東北線と京急線を乗り継いで、羽田空港へ。

  空港で母と待ち合わせ、07:30発のJAL103便に乗り、伊丹空港へ。ゴールデンウィーク中なので混雑しているかと思いきや、空港も特に混雑していなかったし、離陸が遅れることもなく、順調なフライトだった。

  レンタカーを借り、弟も合流して、有馬温泉へ。有馬温泉では、「金泉」(赤湯)とよばれる赤褐色の含鉄強塩泉と、「銀泉」とよばれる無色のラジウム泉の2種類が出ている。そして、今回訪れた「月光園」では、その両方のお湯に入ることが出来る。どちらも良いお湯だったが、やはり有名な金泉が素晴らしく、離れの露天での金泉が特に良かった。一気に体が軽くなったような気がする。また、久しぶりに弟と2人でゆっくりと話が出来たのも嬉しかった。

  昼食は、神戸牛付きの懐石料理。全体的にボリュームがあるし、ひとつひとつの料理も凝っている。メインの神戸牛は、脂身の甘さが印象的だった。同じ脂身でも、その質によって「美味しい」となるか「脂っこい」となるかが決まるように思う。ただ、個人的には、最後のデザートが微妙だった。抹茶アイスとチョコレートケーキだったのだが、そこまで色々と工夫を凝らしたものが出て来ていたので、最後だけふっと力を抜かれたように感じた。

  昼食後、もう一度温泉に浸かってから、宿を出る。次の目的地は、三田のアウトレット。当初私は軽く見て回るだけのつもりだったのだが、BEAMSで見つけたパンツに一目惚れしたり、BANANA RE PUBLICで見つけたセーターを衝動買いしたり、結局本格的に買い物を楽しんでしまった。

  大阪へ戻り、大阪に住む祖母も合流して、福島にあるフレンチレストラン「Besancon/ブザンソン」で夕食。正直なところ、最初は「大阪まで来てフレンチ食べなくてもいいんじゃ…」と思っていたが、食べ終わる頃にはこのお店の大ファンになっていた。アミューズから前菜、メインからデザートに至るまで、創意工夫溢れる美味しい料理が出てくる(料理の詳細は写真にお任せにして、ほとんど意味はわからないが料理名も書いておく)。店内の雰囲気も落ち着いていて快適だし、店員さんのサービスも心温まるものだった。また、若い女性の店員さんが、食後の紅茶と一緒に出てくるお菓子を自分が作ったのだと説明していたのが微笑ましかった。「いつもこうやっていきって宣伝しちゃうんです」と言っていて、”いきる”というのは関西弁で”調子に乗る”という意味で、「何いきってんねん!」などと批判的な使われ方が多いイメージがあったのだが、こんなに可愛らしく微笑ましい”いきる”があるとは知らなかった。これからも、思う存分”いきって”ください。


サクラマスのフュメとコンソメのジュレ  グリビッシュソースとすだちの香り


フォアグラのソテーとアスペルジュ  ドライフルーツのコンフィを添えて
(このフォアグラは絶品だった)


様々なトマトのヴァリエ  ピストーのソースで
(真ん中左にある「ほおずきトマト」がめちゃくちゃ美味しい。果物みたい。)


途中で頼んだぶどうジュース。


見た目は白ワインっぽく、ぶどうの味そのままなのだが、なぜかアップルタイザーっぽさもある。


真鯛のポワレ  ブールノワゼットソース


鹿児島県産 和牛のロースト


ライムのセミフレッド(私と弟が選んだデザート)


チョコレートのテリーヌ(祖母と母が選んだデザート)


食後のハーブティーと、いきった店員さんの作ったお菓子。美味しい。

  車に乗り、弟を弁天町の部屋まで送ってから、松原の祖母の家へ戻る。母が祖母に母の日のプレゼントとして送ったノートパソコンの設定をして、インターネットやメールの使い方を少しだけレクチャーしてから就寝。