7時起床。身支度を整え、普段仕事へ行くのとほぼ同じ時間に家を出る。新杉田で京浜東北線を降り、杉田駅まで歩いて京急線に乗り換えて、井土ヶ谷へ。
先輩に車で迎えに来て頂き、東京(府中)競馬場へ。道路が渋滞していて、2時間ほど掛かる。
東京競馬場に着いたのが11時過ぎ。とりあえず座席を確保し、第4レース(11:30出走)から勝負を始める。昨日飲みすぎた為に遅刻した先輩と後輩も途中で合流し、4人でああだこうだと予想をする。
ここは記者席だろうか。
レースは大体30分間隔で出走する。30分というと結構時間があるように思えるが、パドックで馬の様子を見て、競馬新聞をチェックして、予想を組み立てて、馬券を購入して…というように、かなり忙しい。特に、競馬新聞は情報の宝庫で、読めば読むほど様々な情報を入手できる一方で、読みすぎると結局訳がわからなくなる。だから、最後はパドックで目があって「俺はやるよ!」と言っているように感じたからだとか、骨折から復活した馬だから応援したいとか、感覚的な予想になる。そして、案外そっちのほうが当たったりもする。
まずは、パドックで馬の状態をチェックする。
みなさん、眼差しが真剣そのもの。
競馬新聞を読んで情報をまとめて、
いざ、馬券を購入。
そして出走。あとは結果を見届けるのみ。
おまけ。昼食は、「First Kitchen」東京競馬場店限定の「三連かつドッグ」。
最終結果は、第4レースから最終の第12レースまで合計9レースに挑戦して、投資額が13,000円、当選額が14,070円と、1,000円のプラスだった。冒頭の第4レースで「骨折から復活したから」と買った馬が見事勝利して10倍近いオッズがついたのと、第9レースで先輩からの「実力的にはこの馬が飛び抜けてるよ」というアドバイスに従って投資額を一気に上げ、単勝、馬単、馬連の3種類を的中させたのが大きかった。つまり、自分できちんと予想を組み立てて当てたわけではなく、むしろ理屈で考えて買った馬は全然勝てなかった。しかし、ゴール直前のドキドキ感や、予想が的中した時の歓喜、ぎりぎりで外れた時の落胆など、これほどまでに感情のジェットコースターを体験することはなかなかないので、終始アドレナリンが出まくりで楽しかった。特に、メンバー同士で異なる予想をしていて、その結果がゴール直前までわからない時の全身に力が入る感じが何ともいえない快感だった。
第4レースでは、骨折明け2戦目のテイエムブユウデンがやってくれた。
第9レースでは、フェスティヴダローを軸にした予想が的中。
レース終了後、4人で調布近辺の牛角へ行き、お疲れ様会。総額で10,000円勝ったという先輩がご馳走して下さった。競馬は合コンと一緒で、その最中はもちろんだが、こうして後からああでもないこうでもないと振り返るのが楽しい。
先輩に車で横浜まで送って頂き、21時過ぎに帰宅。約1年振り2回目の競馬は、前回以上に面白かった。誘ってくださり、送り迎えまでしてくださった先輩に感謝である。