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12月2日(日) 年に一度の笑いの祭典。

2018年12月03日 22時06分59秒 | 2018年

 8時半起床。昨晩2時前後、珍しく娘の夜泣きで起きて対応したので、こんな時間まで眠ってしまった。

 朝食はトマトとバナナ3本。バナナは、目の前にあればあるだけ食べてしまう。

 昼食は、昼から鍋をする。妻が温かいものが食べたかったらしい。

 テレビで「M-1グランプリ」の敗者復活戦を観る。準決勝まで残ったコンビだけあって、みんな面白い。今年も視聴者投票で決勝進出者を決めるという仕組みだったので私も参加し、ダンビラムーチョ、マヂカルラブリー、インディアンスの3組に投票した(結果、選ばれたのはミキだった)。

 夕食は昼間の鍋の残りと雑炊、サラダ、豚のステーキ。

 夜、今度は「M-1グランプリ」の決勝戦を観る。M-1独特の緊張感の中で、面白いネタも、正直よくわからないネタもあったが、霜降り明星の優勝には納得感があった。特に、1本目のネタは今回の全ネタの中で1番面白かったと。また、トム・ブラウンのぶっ飛んだ世界観には涙を流して笑ったし(加藤一二三さんが土の中から出て来るという2本目のネタを見てみたかった)、和牛の上手さには舌を巻いた。やはり、M-1は面白い。

 一方で、ネット上の一部では、審査員の上沼恵美子さんに対するバッシングが起こっているらしい。更に、一部の芸人もそうしたバッシングにのっかっているようで、明らかに上沼さんをディスっている動画が上がっていた。彼女の審査時のコメントで発せられた「好き」「嫌い」「ファンや」という言葉の表面だけをさらって「好き嫌いで審査すんな」「贔屓すんな」みたいな意見を生んでいるようだが、本気でそう捉えているとした頭が弱すぎると思う。自虐の件(ギャロップのハゲネタに対して「自虐ネタは本来笑えない」と批判した一方で、ミキの不細工ネタに対しては「(自虐も)突き抜けている」と高評価をしたことに対する、基準がおかしい、贔屓しているという批判)にしても、同じ”自虐”という括り方をされているだけで両者のネタのレベルは全然違ったわけで、実際ミキのネタは自虐をうまく昇華していた(上沼さんの言葉で言えば、突き抜けていた)と思うし、他の審査員さんもそういう評価(採点)をしていた。だから、なぜ彼女が批判されるのか、意味がわからない。

 ちなみに、先に述べた芸人の動画では、「じゃあお前が出ろ」という反論も行われていたが、いやいやいや、万が一上沼恵美子がステージに上がってしまったら、とろサーモンもスーパーマラドーナも、彼女の足下にも及ばないから。海原千里万里の漫才は”これぞ天才”という面白さだったし、昔も今も上沼恵美子のしゃべくりに勝てる芸人はいないでしょ。一連の彼らの行動は、相手から攻撃されないのをいいことに蟻がライオンに喧嘩を売っているようなものだ。どちらもネタは好きなコンビだったので、こういう精神性の持ち主だったとは残念でならない。