社会を見て、聞いて、感じる。

人生そのものがフィールドワーク。

11月11日(日) マジックマン、本領発揮。

2018年11月12日 23時19分07秒 | 2018年

 7時半起床。目覚ましをセットするのを忘れてしまい、寝坊した。急いで準備をする。

 8時前に家を出て、東京競馬場を目指す。相変わらず南武線が混んでいる。沿線の住民がどんどん増えているので、そろそろ6両編成というのは見直したほうがいいのではないだろうか。

 府中本町駅で下り、競馬場へ向かう前に、コーヒーハウス「ウェザーコック」で朝食。紅茶とトーストを頂く。トーストに4枚切りの食パンが使われているのが嬉しい。

 競馬場へ向かう途中に大國魂神社という神社があり、親子連れで賑わっていた。そうか、七五三の季節か。私もいずれこういうふうに娘を連れて来るのだろう。せっかくなので私もお参りし、今日出走する馬たちの無事をお祈りした。

 第1レースのパドックが終わる頃に東京競馬場に到着。馬券を買った後で、野中悠太郎騎手が出ていることに気付く。根本厩舎所属の若手騎手(藤田菜七子騎手の兄弟子にあたる)で、今年は単身アイルランドに競馬修行に行って頑張っていた。修行帰りだし、これは一発あるかもなーと思いながら、そのままレースを観る。結果は、本当に一発あった。7番人気の馬(モリノカワセミ)を1着に持ってきたのだ。しかも、これが帰国後の初勝利だったらしい。やっぱ買っときゃ良かったという後悔もあるが、それ以上に「良かった、おめでとう!」という気持ちになった。

 第2レースも外れ。軸2頭の内の1頭が1着入線したのだが、もう1頭が飛んでしまった。また、先ほどの反省から今度は野中くんの馬も買ったが、世の中はそんなに甘くなかった。しかし、9番人気を6着に持ってきているのだから、良い騎乗だったと言えるのではないだろうか。

 第2レースが終わった頃から晴れ間が見え始め、それに合わせたように人も増えてきた。

 第3レースも外れ。パドックで見ていて、「どう考えてもこの2頭だろう、馬体が全然違うぜ!」と自信を持って馬連一点勝負に挑んだのだが、全然ダメ(3着と5着)だった。そういえば、武豊さんも「パドックを見てもどの馬が勝つかなんてわからない」と言い切ってたもんね、と自分に言い訳をする。

 今日の(私の)メインは、第4レース(2歳未勝利、芝1800m)。前回の出走時(10月27日)にも応援しに来た、アルママのレースだ。パドックに姿を見せたアルママは、終始手綱を引いている厩務員さんに甘えっぱなしで、真っ直ぐ歩いていなかった。これは今日もちょっと厳しいかな、というのが正直な印象だ。一方で、ダントツの1番人気(単勝1.7倍)に推されている良血馬・ポルトラーノは、これぞ理想的な若駒という身体をしていた。鞍上のオドノヒュー騎手もかっこいい。

 レースがスタート。良いスタートを切ったアルママは前目の良い位置につけ、最後の直線に入るあたりで一度抜け出しそうに見えた。その後は一度脚色が鈍り、「あぁ、ダメか…」と思ったところで再度持ち直して最後まで頑張り、何とか2着で入線。馬券は外れたが、期待していたよりもちゃんと走れたな、というのが正直な感想である。一方で、先ほどパドックで素晴らしかったポルトラーノは、8着。父親譲りの気性の悪さが爆発し、終始騎手と喧嘩しながら走っていた。あれだけ喧嘩をしてしまったら、どうしようもない。パドックではおとなしかったのだが。

 1から3レースは1000円ずつ、メインの4レースは2000円と、ちょうどきっかり5000円負けたので、今日は終了。どこか1レースでも当てていればエリザベス女王杯にも手を出すところだが、損切りはきちんとしないといけない。それでなくても今週末から年末まで毎週G1レースがあるのだから、傷口を広げることは極力避けないと。

 帰りは、京王線の府中競馬正門前駅から電車に乗る。当然ながらこんな早い時間に帰る人はほとんどおらず、誰も乗っていない車両に1人で乗っていると敗北感が半端ない。来週、頑張ろう。

 西調布駅で下車。昨日の夜から無性にチャーハンが食べたくて、ネットで検索した結果、ここから少し歩いたところに美味しいチャーハンを出す中華料理屋さんがあるという情報を得た。しかし、いざ到着してみるとシャッターが下りている。「なぜネットで調べた時に定休日を確認しない!?」と自分を叱りながら、罰として隣の調布駅まで歩くことにする。とはいっても、距離は1.5キロほどしかないので、大した罰にはなっていないのだが。

 調布駅から京王相模原線に乗って終点の橋本へ出て、横浜線に乗り換えて中山へ。再びネットで美味しそうな中華料理屋さんを見つけた。日曜日に営業していることも確認済みだ。

 以前保育園見学で歩いた道を通り、目的の中華料理屋「中山飯店」に到着。中山にあるご飯屋さんだから中山飯店。なかなかどストレートなネーミングだ。最近オープンしたようなお店がこの名前だったら鼻で笑われそうだが、このお店なら大丈夫だ。

 注文は、五目チャーハンと餃子。出てきたのは、「五目」と付けるにふさわしい、しっかりと具の入ったチャーハンだった。角切りのお肉もたくさん入っていて、とても美味しい。かなりお腹が空いていたことを差し引いても、かなりの美味しさだと思う。昨晩からの念願が叶った喜びと良い中華料理屋さんを見つけた喜びが重なり、ニコニコでお会計をした。

 せっかく中山へ来たので、喫茶店「バウハウス」に寄る。ホットコーヒー(キリマンジャロ)とレアチーズケーキを注文。このお店の雰囲気は本当に良い。私は普段コーヒーを飲まないので細かいことはよくわからないのだが、1杯ずつ豆から挽いてくれるからだろうか、コーヒーの味もとても美味しいと思う。今日飲んだキリマンジャロは、酸味が印象的だった。前回飲んだブラジルとは全然違う味だ。当然のことなのかもしれないが、豆の種類によってこんなに味が違うのかと驚かされる。レアチーズケーキはムースのような口当たりでさっぱりしており、中華を食べた後にはちょうど良いデザートになった。

 15時前に帰宅し、テレビでエリザベス女王杯(G1)を見る。予算オーバーで馬券が買えなくても、競馬は見るだけで面白いのだ。結果は、モレイラ騎手騎乗のリスグラシューが優勝。最後の直線で抜け出すスピードは1頭だけ次元が違った。これまでG1レースで2着が4回と、どうしても勝ち切れないシルバーコレクターというイメージが強かったし、この馬にとって2200mという距離は本来長いと思うのだが、今年1年で20キロ近く体重が増えたという馬体の成長はもちろん、何より鞍上のモレイラ騎手の騎乗が素晴らしかった。この人が乗ると、本当に馬が変わる。今年は1次試験で落ちてしまったが、彼が日本で通年免許を取得したら、間違いなく勝ち星を量産するだろう。日本人騎手は今以上に肩身の狭い思いをすることになるかもしれないが、だからといって門戸を閉ざすのは違うと思う。来年は、合格しますように。

 ちなみに、今日の京都競馬場で行われた全12レースの内、11レースで外国人騎手が勝ったらしい。先述のモレイラ騎手が5勝、ルメール騎手とC.デムーロ騎手(ミルコ・デムーロ騎手の弟)が3勝ずつだそうだ。これはすごい。これに加えてミルコもいるし、来週からはR.ムーア騎手とW.ビュイック騎手も短期免許で乗りに来るそうなので、更にすごいことになりそうだ。今からワクワクする。一方で、そんな中で日本人騎手が一矢報いてくれるんじゃないか(そうなってくれ)という気持ちも強い。

 18時過ぎからウォーキングに出掛ける。オードリーのラジオを聴きながら、1時間で6.1キロを歩いた。

 夕食は、納豆ご飯とお豆腐。

 明日はかなり朝が早いので、23時過ぎには就寝。


11月10日(土) 葛藤と諦め。

2018年11月11日 07時49分55秒 | 2018年

 7時起床。

 今日から14日(水)まで妻が娘を連れて実家へ帰省するので、しばらく1人暮らしになる。

 妻と娘を見送ってから、ウォーキングに出掛ける。まずは、岸根公園を1周。土曜日なので子どもたちで賑わっており、いつもより活気がある。紅葉も綺麗になってきたし、こういう雰囲気の中で歩くのも良いものだ。

遊具の滑り台に子どもたちが列をなしている。

 そのまま、東神奈川駅まで歩く。ここまで、1時間10分で5.2キロを歩いた。

 東神奈川駅前の喫茶店「アップ」で遅めの朝食。メニューの中でも一押しされているようなので、ナスとひき肉のカレーを注文する。セットの飲み物は、アイスミルクティーを選んだ。前回のロイヤルミルクティーもそうだが、ここのミルクは本格的で、とても美味しい。カレーは辛さ控えめで、柔らかく煮込まれたナスの味とよく合っていた。お店の雰囲気も、暇な時には店主のおばさまたちがのほほんとお喋りをしていて、とても和やか。このお店があると、これからもついつい東神奈川まで歩いてきてしまうだろう。

アイスミルクティー。ミルクは自分で入れるのではなく、上からかけてある。これが美味しい。

ランチメニューだと、セットでアイスクリームもついてくる。ありがたい。

 帰りは、さすがに電車に乗る。電車だと、新横浜まであっという間だ。

 帰宅してしばらくしてから、遅めの昼食。妻が作っておいてくれたものを食べる。

 午後は、時刻表とにらめっこをしながら、明日から数日間のお出掛け先を検討する。本当は1泊2日で旅行に行こうと思ったのだが、昨日妻からそれはダメだと言われてしまったので、日帰りで行ける近場で検討しなければならない。しかし、もう諸々の予約を取れる状態までプランを練り込んでしまっていたので、後ろ髪を引かれてなかなか代替案が思いつかない。それに正直なところ、自分たちは帰省中なのだから、私が家にいようといまいと何も変わらないのに、という釈然としない気持ちがある。ただ、こればかりはどうしようもない。ダメだというのを無視して出掛けるという選択肢もある(どうせバレない)が、後ろめたさを感じながらの旅行が楽しいものになるとは思えない。

 そんなぎくしゃくした気持ちで時刻表を眺めていたら、3時間も経ってしまった。結果的には、とりあえず明日は東京競馬場に、明後日は紅葉を見に行くことにした。ただ、当初予定していた旅行にはマイルを使おうと思っていたので、新しいプランのほうがはるかにお金が掛かるようになってしまった。その分、明日何とかしなければならない。

 夕方からウォーキングに出掛けたのだが、スタートして10分ほどでにわか雨に遭い、急いで新横浜駅に逃げ込む。明日の競馬のためにスポーツ新聞を買おうと、駅前のコンビニを目指していたのが功を奏した。その後、雨がやむまで駅ビルをうろちょろしていたら、魚屋さんで地魚のお寿司が半額、値段にすると400円で売られていたので、夕食用に購入する。これもラッキーだった。

 雨が止んでから帰宅し、夕食。このお寿司が400円で食べられるのは嬉しい。

 夜、22時前には布団に入ったのだが、競馬新聞を眺めていたら、いつの間にか日付が変わってしまっていた。


11月9日(金) 新経路開拓。

2018年11月10日 08時47分22秒 | 2018年

 6時半起床。朝食は蜂蜜レモントースト。

 朝から雨が降っていて、湿度が高い。これでは昨晩干した洗濯物が乾きそうもないので、部屋の暖房を入れてサーキュレーターで空気を循環させる。

 お昼前、娘がお昼寝に入ったタイミングでウォーキングに出掛ける。岸根公園から片倉町駅へ抜け、そこから六角橋を回って帰ってくる。所要時間は1時間半で、6.7キロを歩いた。初めて歩く道は楽しいが、さすがに少し遠回りをし過ぎて、最後はかなり疲れが出た。

 妻が娘を連れて友人と会いに出かけてから、昼食。ウォーキングの帰りにローソンで買ってきたハンバーグ弁当と、悪魔のおにぎり。「悪魔のおにぎり」は、白だしで炊いたご飯にイカ天入りの天かす、青のり、天つゆを混ぜ込んだおにぎりで、一時期はローソンで20年間ずっと売上トップに君臨していたシーチキンのおにぎりを超える売上を記録するほど人気があるものらしい。私は、ラジオでその話題が取り上げられていたことで存在を知り、興味を持った。ただ、実際に食べてみた感想としては、何でこれがそんなに人気になるのかわからない、という感じである。単に、薄味の脂っこいおにぎりだ。少なくとも、美味しくはない。一方で、ハンバーグ弁当は美味しかったので助かった。

 午後は、もはや恒例となってきているお昼寝。少しのつもりが、結局妻と娘が帰ってきた18時過ぎまで眠ってしまった。

 娘のお風呂を終え、寝付かせてから、再度ウォーキングへ出掛ける。岸根公園を2周してから六角橋まで足を延ばし、1時間20分で6.5キロを歩いた。時間や距離はお昼の時と変わらないが、疲れは夜のほうがはるかに少ない。気温や湿度の違いもあるのだろうが、なぜだろう。


11月8日(木) 左腕、パンパン。

2018年11月09日 07時05分18秒 | 2018年

 7時起床。朝食は抜き。

 朝から妻と娘と3人で菊名の小児科へ行き、インフルエンザの予防接種をする。娘は注射を打つ前から泣き始めてしまったが、打ち終わったらすぐに泣き止んだ。私の感覚からすると、インフルエンザの予防接種は打つ瞬間よりもその後の腫れのほうが痛いと思うのだが。まあ、痛みだけで泣いているわけではないのだろう。

 娘を妻にお任せし、私はそのままウォーキングに出掛ける。今日は、菊名駅からスタートして、日吉駅を目指して歩いてみることにした。

菊名駅。

線路沿いの細い路地を通り、北上する。

区役所がある大倉山駅の近くまでは、前にも歩いたことがある。

大通り沿いの駐車場で、コキアが綺麗に色づいていた。こんなところで見られるとは。

鶴見川を渡る。

土手からは、東横線の電車がよく見える。鉄道マニアにとってはありがたい撮影スポットだ。

川を渡ると、すぐに綱島駅。

 綱島駅を越えて少し行ったところにあった綱島諏訪神社に立ち寄る。最近、寺社でするお願い事はただひとつ、娘の健康と幸せである。つらいことはあっていい。それが人に深みを持たせることもある。ただ、死ぬときに「あぁ、面白い人生だった」と思えるような人生を過ごしてほしい。そして、そのための最低条件として、健康は外せない。もしかすると「怪我や病気と闘いながらも充実した人生を過ごしている人もいる」という反論もあるかもしれない。確かにそうだろう。それを否定するつもりは全くない。ただ、他人ならともかく、自分の子どもに関しては、そんな綺麗事は言えない。

 神社の境内では菊花展が開催されており、まさに今が見頃でとても綺麗だった。全体としても、シンプルでコンパクトだが、良い雰囲気の神社である。

 日吉駅に着く頃には、さすがに疲れが出てきた。ちょうど6キロを歩いたことになる。日吉駅の南側は今まさに新線の工事中で、いずれ新横浜と日吉は1本でつながることになるのだが、実際に歩いてみて、これだけの距離の地下鉄を造るというのは本当に大変なことだと思った。

 ちょうどお昼時ということで、日吉駅はサラリーマンと学生でごった返していた。一時はここに住むことも考えていたのだが、そうしなくて正解だった。さすがに、もう学生街に住むのはつらい。

 東横線と横浜線を乗り継いで新横浜へ戻り、駅ビルでお弁当を買って帰宅。

 昼食は、「まつおか」の牛ごぼうご飯弁当。ここのお弁当はおかず(特に煮物)のクオリティが高い。おそらく、濃いめの味付けをしているのだろう、それが私の口には合うのだ。

 昨晩(というか今朝方)は娘がかなりわんぱくだったようで、疲れている妻がお昼寝している間、娘とテレビを見ていたのだが、お腹が空いたというのでミルクを飲ませたらそのまま眠ってしまった。妻だけでなく、娘も疲れていたのだろう。注射もしたし。

 静かな間に、おやつを食べる。先ほど駅ビルでお弁当と一緒に購入してきた「泉平」のお寿司である。泉平は1839年創業の老舗のお寿司屋さんで、横浜では有名なお店である。本店は、関内(馬車道)の私の職場のすぐ近くにある。名物はいなり寿司だ。しかし、実は食べるのはこれが初めて。だって、いなり寿司がメインのお店って、この年だとまだそれほど魅力的には感じられなかったんだもん。

 買ってきたのは、いなり寿司とかんぴょう巻、中巻のセット。いなり寿司は、結構甘さが強い。油揚げの味が濃いめだ。美味しい。かんぴょう巻と中巻に関しては、買っておいてこんなことを言うのは何なのだが、かんぴょうが好きではないので、何とも言い難い。

 妻が起きてきたところで、今度は私がお昼寝。結局、2時間も眠る。最近、歩くこととお昼寝がセットになってきている。こんなことで職場に復帰できるのだろうか。

 夕食はイカの揚げ物を中心に。きんぴらを作る際に「砂糖だと思ってずっと塩を入れてしまい、失敗した」と妻が言っていたが、その後のリカバリーがうまくいったのだろう、普通に美味しかった。ただ、きんぴらの味ではなかったが。

 娘をお風呂に入れ、寝かし付けた後、ウォーキングへ出掛ける。時間が遅かったので早めに切り上げ、45分で4.4キロを歩いた(一部走った)。これで、今日も合計で10キロ走破だ。ラジオを聴きながら歩くのが楽しくてついつい予定以上に歩いてしまうのだが、さすがにこれはオーバーペースだ。少し抑えないと。


11月7日(水) 芸人のラジオの面白さよ。

2018年11月08日 15時27分02秒 | 2018年

 7時起床。青空が見えるので洗濯物を外に干し、追加で洗濯もする。今週は曇り予想が続いているので、日差しは貴重だ。

 洗濯を終えて、妻と娘と3人でお散歩に出掛ける。先日私がウォーキング中に見つけたお店を目的地に、菊名方面から回って妙蓮寺駅を目指す。娘はベビーカーに乗せられてご機嫌斜めだが、文句を言っていたのは最初だけで、その後は諦めたのかおとなしく景色を眺めていた。

菊名池公園の紅葉も、前回より少しだけ進んだ気がする。

 菊名池公園から妙蓮寺へ回り、目的地のカフェ「茶寿」に到着。

 今日は、ガレットを食べる。妻はサーモンクリーム、私は定番とハムと卵を注文。テーブルの上に突進しようとする娘をやり過ごしながら食べる。美味しいが、ゆっくりと味わうことは難しい。しかしまあ、こういう状況もそう長く続くものではないから、今しか味わえない貴重な経験として捉えたいところだ。娘は、周囲の備品や家具、その部品など新しいものに興味津々で、いちいち触っては笑い、楽しそうにしていた。外の知らない世界に興味を持つというのは大切なことだ。

飲み物はほうじ茶とルイボスティー。有機茶葉を使っている。

ハムと卵のガレットには野菜が入っていないので、サラダがついてくる。味噌風のドレッシングが美味しい。

 こちらの店主さんにも7ヶ月のお子さんがおり、先日保育園の入園申込をされたそうで、保活の大変さについて共感し合う。今は既に認可外の保育園に預けてお仕事をされているそうだ。そうか、自営業では「子どもが産まれたので1年育休取りまーす」なんていうわけにはいかないのだ。私たちのような気楽な稼業とは違う。そう考えると、一律に4月入園ではなく、年度途中でも比較的枠が空いていて受入態勢の整っている認可外保育園の持つ役割というのは大きい。

 帰宅する妻と娘と別れ、ウォーキングに出掛ける。まずは先日も通った細い裏路地を歩いて白楽方面へ出て、そこから東神奈川の方向へ歩く。新しい道を歩くの楽しいし、ラジオを聴きながらなので疲れも感じない。今日は、TBSラジオの「おぎやはぎのメガネびいき」を聴きながら歩いた。芸人さんのラジオはどこで笑ってしまうかわからないので、外を歩いている時には注意が必要だ。

路地にはみ出すように飛び出て来ている。

古き良きコインランドリー。何かのドラマで出てきそうな雰囲気だ。あと、なぜか良い匂いがする。

東横線の踏切を渡り、南へ。

こんな詐欺が流行っているのか。やるほうも結構リスクがあるな。

これくらいの公園が家のすぐ近くにあったら嬉しいのだが。

壁がこうなっている保育園は多いし、ベタだなと思うが、何だかんだで見るとほっこりする。

 東神奈川の駅を越えて反町公園まで歩き、園内を散策しながら休憩。この時期、自然の多い公園を歩くのは楽しい。

 東神奈川駅まで戻り、駅前からバスに乗る。当初は終点の中山駅まで行って喫茶店に行こうかと思っていたのだが、思った以上に時間が掛かりそうなので、途中の小机駅で降り、新横浜へ折り返す。

 帰りに近所の和菓子屋「三吉野」に寄り、おにぎり(梅・おかか)と焼き団子、あんころ餅を買って帰る。おにぎりは具だくさんで、梅のほうは酸っぱすぎるくらい。そして、ここのあんころ餅は本当に美味しい。ただ、その分食べ過ぎてしまう。ウォーキングの帰りにこれを買っていては意味がない。

 娘は最近本棚が大好きで、色々な本を取り出そうとする。取り出して読むのならいいのだが、噛んだり破いたりしてしまうので、目が離せない。洗濯カゴでガードをしても、ソファーの上から回ろうとしてみたり、カゴを押しのけたりして突破していく。本が好きなのは親として嬉しい限りだが。

 ようやく本を諦めたと思ったら、今度はゴミ箱を漁って納豆パックを取り出し、床を滑らせて遊び始めた。「それダメ」と言いそうになるのをぐっと堪えて、しばし見守る。口に入れる様子もないし、純粋におもちゃとして遊んでいるようだ。こういう姿を見ていると、子どもの発想力はすごいなと思える。

 娘を寝かしつけてから夕食をとり、再度ウォーキングへ。今度は、同じくTBSラジオの「山里亮太の不毛な議論」を聴きながら歩く。冒頭の30分くらいずっと「ポケモンGO」の話をしていて、私からすると全くわからない話題なのだが、さすがは山ちゃん、めちゃくちゃ面白かった。そして、昼夜合わせて走行距離10キロ越えを達成した。