深い思いやり

新緑のきれいな季節になっている。

火曜日　義父母の家で次女と　待ち合わせ　をし、

けいちゃんとカメ君を迎えに行った。

義父は　居間のイスに横になり　深い眠り　についていた。

気のせいか　頬が少し　こけた　ように見えたが　

その日　義父は　車を　運転　し　

いつものように２件のスーパーマーケットで買い物もしたらしい。

その疲れで　休んでいる　と　義母が　話し始めた。


　　　

From places

”人は　お父さんにまだ　運転させてるのか！　

って云うけれど

なにもかも　　取られてしまった　お父さんから　

車の鍵まで取り上げたくはないの、、、。”

私が家から持ってきた　グリルで焼いた肉を　

容器に移しながら義母は続けた。

”お父さんは　自分が無理だと思ったときは　

私に鍵を渡してくれる。

そうやって　彼に選択することが出来るものを

ひとつでも残してあげたいの。”

　　
　　

From places

義父の家の芝生は　誰の家のものより　青々　としている。

体を休めることを知らない義父は　家事はもちろん　

庭仕事には　ひときわ　手をかけていた。

近所の人たちの手助けも良くしていた。

病気になってからも　義父は　そうやって　体を使い　

休むことをしなかった。

それが　全く出来なくなって　数ヶ月　になるだろうか、、。


居間の　リクライニング　チェアー　で

２４時間過ごす毎日を送っているという。



　　

From keira

　　

From kameron

明日は仕事ですが　お昼休みには

お会いできると思います。

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