２８年前の夏の日

母の日に公園で会った　昔の知人　は

２８年前に　獏じいさんと一緒に　

私を　オヘア空港　に迎えに来てくれた人でもある。


　　　

From event

”あの時　君を探すのに　苦労したんだよな～、、。

そしたら　君があの　”KI MO NO”　を着て、こっちに歩いてきて、、、”

何を言ってるんだ　この人は、、、と、、　

”着物なんて着てなかったわよ。”

と　云うと、、。


”いや　日本風の格好をしてた　って事だよ。”

と笑いながら話す。


彼らから見て　あの頃の私の服装は　変わっていた　ものとして映っていたようだ。



彼らが空港で私を見つけられなかったのは、


ユナイテッド　を　間違って　アメリカン　と伝えたからだ。

云ったあとで　間違いに気がついたが、　アメリカンもユナイテッドも同じようなものだろうと　

私は　まったく　気にもかけていなかった。

、、、、が　飛行機がオヘア空港に近づくと、、、。

ユナイテッドのビルデイングは大きく

　他のものから　離れていた　のに気付き　

　少々　あせったのを覚えている。


２８年前の夏、私はアメリカまでの　片道チケット１枚　を持ち

一人で　日本を出るつもりだったが、

友人が　一人心配して私を　見送り　に来てくれた。

その頃　いい加減で　頼りない私が　アメリカに行って生活を始めることを

常識のある　彼女から見ると　とても危なっかしかったのかも知れない。

彼女のそんな感のおかげで　私は　無事　成田空港に行くこともできた。


そのとき　成田空港までのバス代に　１０００円　かかることを知らなかった私は

アメリカに行ったら　もう日本円を使うこともないだろうと

有り金　をほとんど使い果たし、財布には小銭しか入ってなかった。

彼女がいなかったら　東京を出ることさえできなかった。


とても　いい加減な私　の

日本での生活は　そんなふうに　終止符　を打った。



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昨日のボーイスカウトのパンケーキは

なんと　１万個から　１万２千個だということです。