金曜日、夜仕事を終えてから
カメ君を迎えに行き
その足でイリノイに帰る予定だった私は
出来たら早めに仕事を終えたい、、、と
そんな事を思いながら片付けをしていた。
すると
中華で働く高校生のチャイナちゃん (中国人)が
”イジーさん 私を家まで送ってくれる?” と
訊いて来た、、、。
夜の運転が苦手な上 方向音痴である私は
その夜 イリノイに帰ることも重なり
返事に困っていると
”日本人は人を送ったりしないの?” と
チャイナちゃんが私の目をまっすぐ見て訊いてくる。
彼女のそんな純粋な質問に
思わず笑ってしまった私は
返事に躊躇った理由を話し
彼女の家が店から10分ほど先で
私も知っているストリートだった事も分かったので
チャイナちゃんを送り届けることにした。
チャイナちゃんは私のこの夜の態度を
なんやのこの婆さん 不親切な人やな
同じアジア人でも中国人とは違う” と
とる事も出来ただろうに、、、。
対人関係で人の言葉や行動に カチンと来る事があると
カチンと来た自分を肯定する為に
その人を批判し始める事は多い。
時にはその渦の中にはまり
”アイツはこんな人間だ。” と
自分の価値観で
人を創り上げてしまう程まで行く事もある。
嫌な人間が自分の心の中にいる事は
気持ちのいい物ではないのに
その嫌な人間を創り上げたのは
自分である事って多い、、、と言うか
良い人悪い人
全ては私が勝手に創り上げた皆さんのイメージなんだけれど、、、
カチンとくる相手を批判し始める
批判が止められない辞められない
こんな心の状態になった時
どこかでストップをかけ
その人の性格なんだ とか
文化の違い 価値観の違い とか
思うと同時に
カチンと来た自分の心を見つめると
自分の弱さに気づいたりもする。
皆不完璧で皆違う。
時々気の強い寿司子にカチンと来る事がある私が
自分に言い聞かせる事柄だ。
にほんブログ村