はちきんizyのアメリカ丼

料理にすると丼カップル
はちきんイジーとアメリカンいごっそうバッキーの
山あり谷ありの国際結婚ブログです。

車内で火事

2018-07-27 | ドジな話


月曜の朝イリノイの家からアイオワの職場に向かった私は

いつものように

衣類他必需品が入ったバッグを駐車した車の中に置き仕事に行った。


そうそう

基礎化粧品と毎夜摂っているメラトニンは

こんな事が あったので職場に持ち込んだけどね、、。



冷房も必要ない程

過ごしやすい数日を過ごしているアイオワ州北部

この日もそんな天候だったけれど

約12時間駐車場に置きっぱなしにされた車内の温度は

想像するより高くなるのだろう

バッグの中に入った衣類他が煙を吐いて燃え始めたようだ。







仕事を終え夜の8時近く駐車場に止めてあった車に行くと

  窓の隙間から煙が出ている

リアゲートを開けるや

 煙がモウモウと出てき

それを見たお客さんたちが驚いて店から駆け付けてきた。



あっという間に

私の周りに人だかりが出来た。



その中の一人の中年の男性、、、助け人なので 助さんにしよう、、、は

燃えていた私のバッグを車から取り出し

歩道の上に中身を出しバッグを空にしてくれた。




真っ黒な燃えかすと一緒に

燃え切っていない物が悲しい姿で出てくる。

それを目に何がこのバッグに入っていたかを思い出した私が

"あ〜〜私のヘッドホーンが、、CDプレイヤーが、、、"

無残な姿になったそれらを目に

  泣き言を言う、、、。



でもそれら全ては買い替える事が出来る事や

見知らぬ私を心配してくれている人たちの前で

つまらない泣き言など云ってる場合じゃない、、、と

 それは分かってもいた、、。



私の車の点検もしてくれたその助さんは

  車に異常がないと思ったのだろう

"エンジンをかけてみると良い。" と言う。

"えっ、、

怖くて、、出来ないんですが、、。"
  と私

"僕がするから、、。" と助さん




助さんと彼の娘さんは

順に去って行く人々の中で最後まで残り

自分たちが出来る事を私の為にしてくれた後

私が大丈夫であるかも確かめてから

その場を去った。



彼らの親切はこの後も

心が弱くなった私を支えてくれた。


本当にそれは有り難い親切、、だった。




バケツ2杯の氷をかけられた燃えかす

火を出す心配がなくなったのを確かめ

それらを片付けたり、

スス?で汚れきった車内を拭いたり、、

そんな事をしていると

心細さや孤独感で気持ちが落ちていった。


落ちて行きはしたけれど

今回の事故で受けた見る知らずの人達からの親切に想いをやると

 それらは私の心を支えてくれた。

そうして この心細さは 

今回受けた親切をいつか誰かにお返しする為にも

 覚えておきたい と  そうも思った。





そう火事の原因は多分

バッグの中に入っていたCDプレイヤーのバッテリーだと思う。


きっと火を起こす条件がいくつか重なり

  こんな事になってしまったのだろう。




使っていたバッグはデニム生地で出来ワイヤーが入った洗濯物を入れるバッグで

開いたままのそのバッグに

 衣類他、AAバッテリーが二つ入った携帯CDプレイヤー、ヘッドフォーン、

数々のメイクアップ、鏡、を入れていた。




夜も更け家路につく道

物が燃えた事で充満した有毒ガスが車内に残っていたのか

運転していると目が痛くなる、、。


家まで20分


”こんな状態で運転などしていいんだろうか、、、”  と

また 心細くなったけれど

 家族に連絡を入れようにも

スマホのバッテリーが切れ出来ない、、、





なんとか私は無事家にたどり着きはしたけれど

  こんな事故の後の運転はされませんように、、、。

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