この街に引っ越してきた20年前、
住宅保険と車両保険はこの街にオフィスを持つ保険会社に変えた。
人口も2−3000人の小さな町なので
その街を代表する保険エージェントを知ることも
すぐ出来
彼と時間を持つ度に
信頼できる人であるのが感じられた。
以前,私の車のトランクに置いていた荷物から
火が起こったことがあった。
未だ原因が分かっていない不思議な出来事だ。
荷物が焼けただけで済み、運転は可能であったけど
車内の匂いがひどかった事から
バッキーがそのエージェントに相談してみたら
彼は
”まさか わざと 火を起こしたんじゃないですよね” と
冗談交じりで質問をし
笑い声の中で
”保険がきく” と教えてくれ
私達はその保険会社から
6000ドルの小切手を受け取ることが出来た。
エージェントさんも私達と同じように
私達の事を信頼してくれているのだと思う。
そのお金で今乗っている中古の日産を購入した。
未だその日産は走っており それには自分でも驚いている。
走行距離なんて37万キロ行ってるんですよ。
で
先月購入した家の住宅保険(Homeowners Insurance)も
その保険会社を通して加入した。
今回の住宅保険の事でエージェントに言われたことを
バッキーが私に話してくれた。
1,人里離れた土地に建つ私達の家の側には
消火栓がない事から、その分 保険料がちょっと高くなる。
2,犬などペットを飼っている場合 それに関する質問が
以前より細かくなって書類5ページにも及ぶ。
という内容だった。
ペットを飼っていると
5ページにも及ぶ質問があるというのは
エージェントが誇張しただけでしょうが 笑
うるさくはなっているみたい
我が家にはもう犬がいないので
それらの質問攻めには合わなかったらしいけどね。
そうやって
住宅保険にも加入し、壁のペイントも終了した。
ただ フロアリングを張りに来てくれるのは
来月になり
それもクルーズに出かける2日前の終了になるとの連絡を
受け取ったバッキーは
大変な剣幕で私に電話をしてきた。
その上
まくし立てた後、私にひとことも話させずに
電話を切った。
こういうやり方ってほんとにハラタツ
でも
私にあたることで少しは気が楽になったかな と
思う気持ちがあったにはあった。
でも
今日はなんだか、惨めな気持ちにもなってきて
お仏壇に向かって愚痴ったのでした。