日曜、午前中だけ働くことにしたバッキーと
その日の午後、修繕している家で落ち合う事になった。
家に向かうまでの午前中、
私は地下の収納所に置いている物の処分をすることにした。
すると
こんな物が出てきた。
これはバッキーが海軍兵だった頃、
義父母にプレゼントした人形で
写真の人形はその妻の人形と対になっている。
何故 我が家にあるかと言うと
義母がシニアアパートに引っ越す時に
物の処分を初めた彼女から
人形の送り主であるバッキーに返されたのだ。
その時、
”人形はスリフトストアーに寄付しよう” と言った私に
”手放したくない” とバッキーが返し
処分出来なかった人形だ。
手放したくない と言っても
バッキーは人形を箱から出すわけでもなく
10年以上が経っている。
今度こそ 寄付やなぁ 笑
2009年に夫をなくした義母は
数年後、家を売り
その街にあるシニアアパートに引っ越す事にした。
どの部屋も小さかったけれど
一人暮らしには十分過ぎる広さだった。
寝室とバスルームは2つづつあり
一つの寝室(マスターベッドルーム)にはシャワーとトイレがついていた。
バスルームでは
体調が悪くなった場合、
ボタン(または紐)で係の人に連絡が取れるようもなっていた。
確かナースが24時間体制でいたように記憶する。
寝室他、小さなダイニングルームに台所、居間
それにランドリー室も付いていた。
義母が入居した時は 建物も新しく綺麗だった事もあって
自分の老後が明るく見えたことだった 笑
義母がそのシニアアパートに入居したのは
2011−2年だったと思うけど
部屋代は本人の資産で変わり、少ないほど援助があり安くなっていた。
それもあってかどうか
入居を希望する人が多く
空きがなく、
ウェイティングリストになるとも聞いた。
今日、心で深めた嬉しい感情
#1
些細なことでも
自分が夫から必要とされている事を感じた時の喜びは大きい。
その喜びをいつでも思い出せるように
心のなかで何度も繰り返すと
温暖な夫の表情が心に焼き付いていく。
心の中にあるその表情を何度も繰り返して見つめた。
#2
今までと違った価値観で生きる若者たちに
孫たちの将来が重なり、明るい光を見る。
#3
今日を振り返ると、有り難い思いが湧いてくるように
それは平和な一日だった。