私達が住むここ中西部田舎町は寒波の被害も受けず
この冬を過ごせている。
この数日間は気温も上がり、雪も溶け始めた
私と違って、痛みに対して泣き言を言わないバッキーが
また腰痛を訴えるようになって暫くだ。
過去に数回、腎臓結石をしているバッキーは
”あの時もひどい腰痛があったなぁ ” と
その日のことを思い出し
”もしや今回も” と
その検査もかね医者の診察を受けた。
腎臓結石の心配はない結果が出たけれど
腰痛はつのるばかり
そんな中での作業をしてくれている。
金曜の午後、
”寒い寒い”と言って
バッキーが早めに仕事をあげ帰宅した。
若い頃から私より体温が高めだったバッキーなのに
この1-2年に体温がすっかり低くなって
いつも手足が冷たい。
逆に私の体温は若い頃より高くなっているように感じる。
ソファーに横になったバッキーに目を向けると
いつの間にか眠りにはいっていた。
寝顔に老いを感じた。
老いは私も同じではある
時間がやたら早く過ぎるように
老いもスピードを上げているかのように感じる。 苦笑
そんなことを思っていると
死がすぐそこに来ているような気までしてきて
その日のことを想像してしまった。
死を恐れる という思いはないけれど
以前のように
”いつ死を迎えても良い” とは思わない。
私はもっともっと幸せを感じ
感謝を膨らませたい。
この世を去るのはそのあとだ
”2023年の目標はあの家を仕上げることかしらね” と
私が言うと
”その作業には一生かかるぞ”
と バッキーが夢を膨らませるように応える。
修繕をしていけば行くほど
いろんなアイデアが浮かぶんだろうね。
そう思っても
2023年が輝いて見える。
ハッピー ニューイヤー