お待たせしました、続きです(待ってねーよ)
関西というか大阪は、やはり食の町であると思う。関東で生活してると、それを痛感する。そりゃ関東、特に東京にだって美味い店はたくさんある。逆に、美味くない店もまた多く、その落差はかなり激しかったりする。けど、関西特に大阪では、それが少ない。早い話、どんな店に入っても、ある程度のレベルの物は食べれるのだ。東京では、金を出せば美味い物が食べれるけど、大阪では、そんなに金出さなくても美味い物が食べれる、と言ってもいい。要するに、飲食店のアベレージが高いのだ。100点取る生徒もいれば0点の生徒もいる、というのではなく、ほぼ全員が70点は取る、そんな感じ。ま、つまり、大阪の飲食店は、はずれが少ないって事が言いたいのである。まわりくどくて申し訳ない(笑)
これに関係するけど、関東の人間は、関西人は舌が肥えてる、と思っている。なので、関西の名店が東京に進出したりすると、すぐ評判になって行列が出来たりする。つるとんたんしかりゆかりしかり王将しかり(笑) 大阪の店だから美味いに決まってる、って感じなのだ。全く迷いがない(笑) 故に、“浪花”とか“心斎橋”とか“御堂筋”といった、大阪を直接イメージする単語に弱く、看板に“浪花の味”なんて書いてあると、すぐ入ってみたりなんかする。大阪の店ではないのに、こういった単語を散りばめて客を誘おうとしてる店も、結構あったりする(笑) やはり、関東特に東京の人はブランドに弱いのだ。“大阪”という単語は、食に関しては、東京では立派なブランドなのである(笑)
という訳で、大阪は食の町なのである。大阪に行くからには、やはり美味い物を食べたいもの。で、いくつか行ってきた。
こちらは、道頓堀の今井のきつねうどん。大阪と言えばうどん、なのであって、確かに美味いうどん屋はたくさんあるけど、この今井は、いわゆる大阪うどんの元祖なのだそうな。さすが老舗だけに、ちょっとお値段が張るけど、関東では食べられない味と言っていい。こんなお揚げは関東ではお目にかかれない。
そして、
鶴橋駅近くにあるお好み焼きの千寿(ちず)。大阪と言えば、なんといってもお好み焼きなのであって(あれ? うどんじゃないの?笑)、この千寿は知る人ぞ知る名店らしい。我々が食べたのは、じゃがいもと牛すじ入り。確かに美味い。このお好み焼きというのも、関東では美味い店が少なくて、つーか、はずれが多くて、いつも悲しい想いをしてるのだが(笑)、それだけに千寿のお好み焼きには感動した(大げさな)。
ちなみに、今井も千寿も妻のお薦めであり、今回初めて連れてって貰った。どちらも、関東には出店していない。残念。
続いて、
知ってる人は知ってる福島上等カレー。さすがに僕も名前は知ってた。あちこちで看板見かけたしね。けど、入った事はなく、今回宿泊したホテルの近所にたまたま店があったので、初めて入ってみた。う~む、実に不思議な味だ。一口食べると甘口かな、と思うのだが、じわじわと辛さが効いてくる。こりゃ美味い。一気に食ってしまった。こんな美味いカレー、月に2~3回は行きたいものだが、関東には出店してないだろうし...と思ったら、なんと関東にも一軒だけあるらしい。やった!と喜んだのも束の間、よくよく見ると、出店してるのは埼玉県熊谷市だった(笑) いくらなんでも遠過ぎるな。
あと、写真はないけど、甲賀流のたこ焼きも食べた。外側が意外とゆるかったけど(笑)美味かった。
で、せっかくなので、色々と買い込んできた(笑)
やっはり大阪は食の町なのである(笑)