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T字路

2014年06月24日 22時09分32秒 | テレビ番組

T字路(通常盤) T字路(通常盤)
価格:¥ 1,080(税込)
発売日:2014-06-03

最近買った。お気に入りの一曲である。小泉今日子、中井貴一主演のドラマ『続・最後から2番目の恋』のエンディングに流れる曲で、主演の2人によるデュエットなのだが、これが実に良い雰囲気なのだ。軽快にスイングする曲調がノスタルジックでもあり、おしゃれでもあり、言うならばライザ・ミネリの「キャバレー」みたいな感じ(これで分かる人が一体どれくらいいるのか)。エンディングでは、この2人が正装して歌う映像が見れるのだが、これがまた楽しそうでよろしい。この曲調といい、映像といい、正に歌う2人と同世代の為にあるような曲といっていい。小泉今日子または中井貴一とデュエット出来るバージョンが、カップリングで納められているのもポイント高い。

ただ、ちょっと残念なのは、ジャケットなんである。分かる人は分かると思うけど、あの、わたせせいぞうがイラスト描いているのだが、なんかイメージ違うのだ。実際の、デュエットしてる2人のイメージ、或いは曲調や歌詞の持つイメージが、このイラストとは違うのだ。このイラストだとおしゃれ過ぎる。もう少し、いなたい感じが欲しい。勝手な言い分ですが。

この曲の作詞・作曲は、クレイジー・ケン・バンドの横山剣。こういう曲も作るんだな、と感心してしまった。アラ50の、いわばオジサンとオバサンがデュエットするのに、スイングな曲をもってきたというのが斬新だ。もっと上の世代の音楽みたいだけど、意外とこの世代にもハマるんだな、って感じ。歌詞も、ドラマの中での2人を上手く表現してる感じがするし。うむ、大人の一曲ですな。

実は、ドラマも毎週見てる(笑) この『続・最後から2番目の恋』というドラマ、タイトルからも分かるように続編であり、第一弾は2年程前に放送され、そのときも毎週見てた。一応ご近所である鎌倉が舞台という話だったので、どんなもんじゃいと一回目を見てみたら面白くて、最後まで見てしまったのだ。ま、鎌倉云々はどうでもよく(ここはあそこだとか、いやここは鎌倉じゃないとか、こんな場所にこんな店はないとか、ツッコミどころは多いけど)、主演の2人をはじめとする登場人物たちのセリフが面白く、テンポもいいので、なかなかに楽しく見てた。終わってしまうのが残念で、続編放送しないかな、と思ってたら、その年の11月にスペシャル版が放送され(残念ながら、見れなかった)、今年の4月からいよいよ続編が始まった。が、それも今週でついに最終回を迎える。残念だ。でも、第三弾はないだろうな。いや、ない方がいいかも。

そんな訳で、大人による大人のドラマであり(ほんとか!?)、大人の一曲なのである。くどいようだが、終わってしまうのが実に残念だ。

終わってしまう、と言えば、日本もそろそろ最後だ。そう、FIFAワールドカップブラジル大会である。グループリーグ初戦コートジボワールに逆転負け、第2戦ギリシャと引き分け。この時点で、自力での決勝トーナメント進出が不可能となった。僕は、この2試合ともまともに見てないのだが、結果だけでなく、内容もかなり悪いらしい。他力でも何でも決勝トーナメントに進む為には、コロンビアとの最終戦に勝つ事が最低条件だが、果たして勝てるのか? いや、正直勝てる気がしない。既に決勝トーナメント進出を決めたコロンビアが、想像を絶する手抜きでもしてくれないと無理だろう。けど、コロンビアにはそんな義理ないし、手抜きすると無気力試合とか言われて、問題になる可能性もあるから、普通に試合してくるような気がする。そうなると、勝つのは無理かな。わずかでも可能性があるのなら、ひたすら最後まで頑張って欲しいけど。

てな訳で、明日は5時に起きて試合見よう。

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