「じぇんごたれ」遠野徒然草

がんばろう岩手!

遠野祭り17日編

2005-09-17 21:26:30 | 遠野
 遠野郷しし踊り・・・元祖駒木踊りの随行人兼交通整理担当として遠野祭り、市街地パレードに関わった。
 私が地元駒木しし踊りに関わったのは小学生時代の六年間と昨年での随行役、そして今年の八幡宮祭礼とこの17日の遠野まつりでのパレードが本格的なものである。
 例年は防火みこしに関わっていたが、今年は地元の郷土芸能に付きっきり・・・例年だと神輿団体は早めのパレード開始、しし踊りは最後の方でもあって、なかなか関わりがないといいますか、観る事も滅多にない・・・しかし、遠野の祭りは、しし踊りがなければ話にならない、また南部ばやしもなければ絵にならない・・・改めて感じた次第でもあります。
 特に今回は駒木以外のしし踊り団体との違い、これをじっくり観察することができた・・・はっきりいって駒木しし踊りは下手である・・また一般人を引き付ける雰囲気は持ち合わせていない・・と感じた。
 が・・・しかし・・・何度か昔の駒木を知っているという方々に声をかけられ、お花まで頂戴した・・駒木は元祖である、あのゆったりとした動きで踊るのは並大抵ではない、元祖由縁の踊りであろう・・・と解説までいただいた方もあった。
 とかく他団体は軽快なテンポ、躍動感あふれる踊り・・これは人々を魅了するものだろう・・伝えられた後にそれぞれアレンジを加えて独自に発展した史実もあろう・・・・これらを否定するつもりは毛頭無い、しかし、元祖、掛川の文字をあたかも自分達に伝えられたもののように表示していることには、駒木しし踊りに精通していない身ながら、少し憤慨もした・・・それぞれの団体にはそれなりの歴史もあり、言い伝えもあろう・・これらを無視するものでもないし否定するものでもない、しかし、人々が楽しんでくれればいい、魅了すればいい、誉められればいい・・自分達の踊りに誇りを持っている・・これでもいいだろう・・・自分的には俄然何かの血が騒いだ一日でもあった。
 昨年あたり、駒木しし踊りの歴史を本格的に調べて、サイトへ掲載すること、これがひとつの懸案でもあったが、今年後半は、この駒木しし踊りを中心に遠野郷のしし踊りを詳しく調べてみたい・・当然ながら遠州掛川・・静岡県にも現地取材を敢行、遠野郷しし踊りの歴史、謂れをかなり詳しく掲載したい・・そんな思いが込み上げてきた・・・。

画像は・・
日中に行われた郷土芸能パレードでの駒木しし踊り、総勢70名を越す大所帯で、踊りはイマイチでも壮観である。
さらに夜の部・・演目、柱かがり「はっしゃかがり」
コメント (2)
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