雨の日のランチは買い物に行く気もしなかったので、ありあわせでこんなものを作り・・・＠七里ガ浜自宅厨房

七里ガ浜では朝から雨が降った。近所の獣医さんに犬の定期検診に行ったら帰りに雨に降られた。結局買い物には行かない。行く気がしないのだ。雨だし、夕方には所要で東京まで出かけなければならない。だからランチはありあわせで。



煮えたぎるでかい鍋。水も大量だが、塩も大量。中では小麦粉から作られた麺が躍る。



エリンギを切ったところ。エリンギって不思議な質感だ。キノコ的でない。香りもあまりない。シイタケのような味の濃さもない。のっぺりしているが、適度な厚さに切って濃く味つけると肉のような食感を口に残す。



醤油とニンニク。



そしてバター。我が家の犬はこのニオイがすると、台所に飛んで来る。でも「あげないよ」。



出来たぞ！　オリーブオイルとニンニクでエリンギを炒めて醤油で味と色をつける。ご覧のように茶色くなる。最後にバターで麺をとエリンギをからめ、バジリコ（少々賞味期限切れ）を振りかけて終わり。醤油風味のエリンギとバジリコのスパゲティ！

塩、ニンニク、醤油、バター。味がよく浸みたエリンギの肉的な噛み心地。シンプルで短時間な調理。軽いランチにどうぞ。エリンギも馬鹿にしたものではないよ。

犬の気持ちがわからない人間と人間の気持ちがわからない犬の間のいまひとつ心が通わないコミュニケーション

ウチの犬が好きなことと言えば食事と散歩だけ。昨日の夕方、彼がそろそろ散歩を意識し始めた時間帯の出来事。



犬：　ねえ、とーちゃん。ねえってば。

とーちゃん：　何？



犬：　何？って・・・。ちょっとひどいんじゃないの。時間じゃんよ、そろそろ散歩の時間だってばさ。

とーちゃん：　まだじゃんよ。時間わかんないのかよ。

犬：　じゃあオレにもミッキーマウスの腕時計買ってくれよ。



犬：　場所を変えてアピール！　なあとーちゃん、オレの虚ろな目を見てくれよ。もう心は散歩に一直線なんだよ。頼むよ。

とーちゃん：　あのなあ、夏は地面が熱いんだよ。「犬にとっては反射熱が大変だから、夕方は涼しくなるまで散歩に行っては行けません」って「普通の犬の飼い方」って本に書いてあるんだよ。

犬：　「普通の犬」の定義は何？　地面が犬にとって熱いかどうかを決めるのは犬のオレだぜ。熱けりゃ帰るからさ。



犬：　さらに場所を変えてアピール！　もうオレは退屈で死にそうだ。とーちゃん、オレの目を読め。心を読め。

とーちゃん：　いつもずっとそんな顔じゃん。そんな目じゃん。



犬：　ん～～～～、もう我慢出来ない。なんだかくねくねしちゃう。オレ、体が曲がっちゃうの。アイリッシュ・セターは軟体動物って知ってた？　オレは耐えられないよ、この家族が。なんと鈍感なとーちゃん。待遇悪い家にもらわれたオレは不幸。



犬：　やっぱもう我慢出来ない。もう耳掻いちゃう。顔掻いちゃう。

とーちゃん：　無視。



犬：　ねーーーかーちゃん、どこにいるの！　とーちゃんたら、ひどいんだよぉ！　あのとーちゃんは犬を飼う資格なし！　かーちゃん、どこ？？？



かーちゃん：　ここだよ。

犬：　かーちゃん、いたのかい。もうオレ怒っちゃうよ。吠えちゃうよ。オレが吠えたらちょっとうるさいよ。



犬：　オッ！　やっと散歩に出そうな雰囲気。オレ、うれしいなぁ（二ヤァ）。



犬:　やっとドアが開いたわ。頭来ちゃう、本当にもう！　これだけ言わないとわかんないのかね。さぁ、行こ。お外お外・・・。