本日はこちらをどうぞ。RULE BRITANNIA♪ (←なんで、これ?)
いつもの通り、私が神戸に行ったときは慌ただしい。
三宮から北野町へ向かう坂を上る。サッと行って、サッと帰ろう。
北野町と言えばあの異人館街があるところだ。
そうです、今日はベタな観光案内です。
これが神戸の代表的異人館です!(↓)・・・ウソ。

違います。有名なコーヒー店のにしむらのお店でした。

神戸で有名なにしむらのすぐ近くに、世界的に有名なコーヒー店もある。
ジャジャァ~ン! スターバックス。

アメリカのスターバックスも、この地区に店舗をつくるとこうなるのでした。
私、コーヒーってあまり飲まないんですの。

ビールが欲しいくらい。この日は暑かったのだ。

坂の街、神戸。北側は六甲山で南側は海。南北の道はみんな坂道。景色に変化があるから楽しい。
こちら(↓)はそうした街の東西を走る道で、比較的平ら。

こちら(↓)もそうだよ。

でも南北はどこも坂道。
坂道が面白い。いい眺めだ。

さて、かなり上がってきましたね。

このあたりから坂道が徐々にきつくなる。
まずは山道を除けばこのあたりで最高地点になるスポットに一気に上がりましょう。

異人館街と言っておきながら、日本的なスポット、北野天満神社へ。

ぜえぜえぜえぜえ。急な階段だ。

後はもう山です。猪もいるかも。
北野天満神社に来たのはそこにお参りするためではない。あくまで今回は異人館街を見るのが目的。

この景色(↓)を見るためにまずはここまで来たのだ。これはあの有名な風見鶏の館。

神戸港を見下ろす一等地。
この風見鶏の館は異人館街の中でも代表的な建物で、非常にシッカリしたつくりなのでした。

昔々私が神戸に住んでいた頃とは違って、この地区も外国人観光客だらけ。
ようこそTOURISTS、神戸へ! お買い物たくさんして、いろいろ食べてね。
てっぺんには風見鶏がついている。

ドイツ人トーマスさんのお宅だったらしい。

神戸にドイツ人は他国人比で多く住んでいたような気がする。あくまで推測だけど。
私の神戸の家からほんの数軒向こうにお住まいの方もドイツ人だった。
私の叔母も神戸に住み、ドイツ系商社に勤務してドイツ人と結婚してやがて海外に移住し、晩年は日本に戻った。

家の周囲の木の柵をなるべくオリジナルに近い形でわざわざ復元したらしい。

観光に力を入れる神戸市。
柵や門の復元には文化庁もからんだそうで、神戸市教育委員会の説明書きがある。

「レナニア」とはこの家につけられた名前だそうな。

トーマスさんはこの家をそして神戸を愛しながらも、ライン川のある故郷のことをいつも思っていたのでしょう。
いろいろと想像してしまう。
説明書きによると、このレンガは建築当時のものらしい。しかしずいぶん新しく見えるなあ。

レンガが外壁の主たる材料。「奥目の建築」と私が勝手に呼ぶ作りだ。

外壁の外側表面から10cmくらいは奥に引っこんで、窓ガラスがある。壁の厚みを感じさせる建物。
建物の地面に近い部分は石が分厚く積まれ、半地下の位置に窓がある。

今回は中に入っていないので、建物の中のつくりがどうなっているのかはわからないが。
こちらはまたキレイな窓だ。

建物の南西角はガラスを他より多用して、外壁はレンガではなく木だけで構成して、2階建てのコンサヴァトリーのようなつくりになっている。

トーマスさんはここから毎日神戸港を見下ろしたのでしょう。

トーマス邸の前には少し離れて立派な門柱がある。

これもまたレンガづくりだからドイツ人トーマスさんがセットでご自宅とセットで作ったもの?なんて思うところだが、そうじゃないんだ。
ジャーディン・マセソン商会! 世界で最も勢いのあった英国経済そのものと言うか、当時の英国の塊みたいなもの。
RULE, BRITANNIA
BRITNNIA, RULE THE WAVES
BRITONS NEVER NEVER NEVER
SHALL BE SLAVES
・・・だったかな。
本日のyoutubeの音楽はこういう意味だったのでした。しかも途中数秒だけワグナーが鳴ったでしょ。全部意味があるの。
ジャーディンさん&マセソンさんのグループ・ユニット。

そのジャーディン・マセソンの神戸商館の門柱がこれってことだ。

香港に今もジャーディン・グループの社屋であるビルがある。そっちはあまり良いデザインと思わないが、この門柱は良い。
東インド会社の時代から、茶葉の輸入も機関車やウールの輸出も。
やがては金融もそして現代のマンダリン・オリエンタルも、なんでも来いのジャーディン・マセソン。

七つの海を抑えた英国。それから変遷を経たが、それでも今も脈々と生きているビジネス。
トーマス邸もいいが、私はジャーディン・マセソン商会の門柱の方がいい。
観光客のみなさん、異人館もいいけど、もっとこれに注目しようよ。

トーマス邸とジャーディン・マセソン商会のコラボ。

あぁ、いいもの見たよね。古いレンガはいい。
こちらは風見鶏の館の隣の萌木の館。旧シャープ邸だ。こちらは神戸総領事のアメリカ人の住宅。

レンガの煙突が目立つが、これは阪神大震災の時に一度崩れて修復されたものらしい。

いかにも日本の洋館ですねえ。

こちらの萌木の館の前も海外からの観光客でいっぱい。

右手が萌木の館の塀で、左手に先ほどの風見鶏の館が見える。

そろそろ移動して鎌倉に戻らないといけない。
あっという間の滞在だったので、異人館の中にも入っていない。
このあたりの坂の角度はかなりのもの。

夏の上り下りは汗をかきそうだ。
私もかつて神戸市民だった頃は、かなり急な坂道を毎日上り下りしていた。

早く帰ろう。

坂道を上る時に気になっていたのがこれ。
高級なクロワッサン生地で焼き上げたたい焼き、腸を元気にするブルガリア乳酸球菌を配合しています。

こんなのらしい。

もっと寄ってみます。

たい焼きとクロワッサン生地という2つのワードに魅了される観光客もいるのかも。
食べてみたいな。
と思ったが食べずに先へ。急げ、急げ。今回はこれで終わり。
いつもの通り、私が神戸に行ったときは慌ただしい。
三宮から北野町へ向かう坂を上る。サッと行って、サッと帰ろう。
北野町と言えばあの異人館街があるところだ。
そうです、今日はベタな観光案内です。
これが神戸の代表的異人館です!(↓)・・・ウソ。

違います。有名なコーヒー店のにしむらのお店でした。

神戸で有名なにしむらのすぐ近くに、世界的に有名なコーヒー店もある。
ジャジャァ~ン! スターバックス。

アメリカのスターバックスも、この地区に店舗をつくるとこうなるのでした。
私、コーヒーってあまり飲まないんですの。

ビールが欲しいくらい。この日は暑かったのだ。

坂の街、神戸。北側は六甲山で南側は海。南北の道はみんな坂道。景色に変化があるから楽しい。
こちら(↓)はそうした街の東西を走る道で、比較的平ら。

こちら(↓)もそうだよ。

でも南北はどこも坂道。
坂道が面白い。いい眺めだ。

さて、かなり上がってきましたね。

このあたりから坂道が徐々にきつくなる。
まずは山道を除けばこのあたりで最高地点になるスポットに一気に上がりましょう。

異人館街と言っておきながら、日本的なスポット、北野天満神社へ。

ぜえぜえぜえぜえ。急な階段だ。

後はもう山です。猪もいるかも。
北野天満神社に来たのはそこにお参りするためではない。あくまで今回は異人館街を見るのが目的。

この景色(↓)を見るためにまずはここまで来たのだ。これはあの有名な風見鶏の館。

神戸港を見下ろす一等地。
この風見鶏の館は異人館街の中でも代表的な建物で、非常にシッカリしたつくりなのでした。

昔々私が神戸に住んでいた頃とは違って、この地区も外国人観光客だらけ。
ようこそTOURISTS、神戸へ! お買い物たくさんして、いろいろ食べてね。
てっぺんには風見鶏がついている。

ドイツ人トーマスさんのお宅だったらしい。

神戸にドイツ人は他国人比で多く住んでいたような気がする。あくまで推測だけど。
私の神戸の家からほんの数軒向こうにお住まいの方もドイツ人だった。
私の叔母も神戸に住み、ドイツ系商社に勤務してドイツ人と結婚してやがて海外に移住し、晩年は日本に戻った。

家の周囲の木の柵をなるべくオリジナルに近い形でわざわざ復元したらしい。

観光に力を入れる神戸市。
柵や門の復元には文化庁もからんだそうで、神戸市教育委員会の説明書きがある。

「レナニア」とはこの家につけられた名前だそうな。

トーマスさんはこの家をそして神戸を愛しながらも、ライン川のある故郷のことをいつも思っていたのでしょう。
いろいろと想像してしまう。
説明書きによると、このレンガは建築当時のものらしい。しかしずいぶん新しく見えるなあ。

レンガが外壁の主たる材料。「奥目の建築」と私が勝手に呼ぶ作りだ。

外壁の外側表面から10cmくらいは奥に引っこんで、窓ガラスがある。壁の厚みを感じさせる建物。
建物の地面に近い部分は石が分厚く積まれ、半地下の位置に窓がある。

今回は中に入っていないので、建物の中のつくりがどうなっているのかはわからないが。
こちらはまたキレイな窓だ。

建物の南西角はガラスを他より多用して、外壁はレンガではなく木だけで構成して、2階建てのコンサヴァトリーのようなつくりになっている。

トーマスさんはここから毎日神戸港を見下ろしたのでしょう。

トーマス邸の前には少し離れて立派な門柱がある。

これもまたレンガづくりだからドイツ人トーマスさんがセットでご自宅とセットで作ったもの?なんて思うところだが、そうじゃないんだ。
ジャーディン・マセソン商会! 世界で最も勢いのあった英国経済そのものと言うか、当時の英国の塊みたいなもの。
RULE, BRITANNIA
BRITNNIA, RULE THE WAVES
BRITONS NEVER NEVER NEVER
SHALL BE SLAVES
・・・だったかな。
本日のyoutubeの音楽はこういう意味だったのでした。しかも途中数秒だけワグナーが鳴ったでしょ。全部意味があるの。
ジャーディンさん&マセソンさんのグループ・ユニット。

そのジャーディン・マセソンの神戸商館の門柱がこれってことだ。

香港に今もジャーディン・グループの社屋であるビルがある。そっちはあまり良いデザインと思わないが、この門柱は良い。
東インド会社の時代から、茶葉の輸入も機関車やウールの輸出も。
やがては金融もそして現代のマンダリン・オリエンタルも、なんでも来いのジャーディン・マセソン。

七つの海を抑えた英国。それから変遷を経たが、それでも今も脈々と生きているビジネス。
トーマス邸もいいが、私はジャーディン・マセソン商会の門柱の方がいい。
観光客のみなさん、異人館もいいけど、もっとこれに注目しようよ。

トーマス邸とジャーディン・マセソン商会のコラボ。

あぁ、いいもの見たよね。古いレンガはいい。
こちらは風見鶏の館の隣の萌木の館。旧シャープ邸だ。こちらは神戸総領事のアメリカ人の住宅。

レンガの煙突が目立つが、これは阪神大震災の時に一度崩れて修復されたものらしい。

いかにも日本の洋館ですねえ。

こちらの萌木の館の前も海外からの観光客でいっぱい。

右手が萌木の館の塀で、左手に先ほどの風見鶏の館が見える。

そろそろ移動して鎌倉に戻らないといけない。
あっという間の滞在だったので、異人館の中にも入っていない。
このあたりの坂の角度はかなりのもの。

夏の上り下りは汗をかきそうだ。
私もかつて神戸市民だった頃は、かなり急な坂道を毎日上り下りしていた。

早く帰ろう。

坂道を上る時に気になっていたのがこれ。
高級なクロワッサン生地で焼き上げたたい焼き、腸を元気にするブルガリア乳酸球菌を配合しています。

こんなのらしい。

もっと寄ってみます。

たい焼きとクロワッサン生地という2つのワードに魅了される観光客もいるのかも。
食べてみたいな。
と思ったが食べずに先へ。急げ、急げ。今回はこれで終わり。