「家」 @ 鎌倉七里ガ浜 + 時々八ヶ岳

湘南七里ガ浜(七里ヶ浜とも)から発信。自分の生活をダラダラと書きとめるブログ。食べ物、飲み物、犬の話題が多い。

鎌倉市雪ノ下にある鎌倉投信を訪問

2019-09-08 00:00:15 | モノ・お金
新しいウォーキングシューズ。

以前のアディダスのは、ついに底に穴が開いたから買い替えた。



こちら(↑)はHI-TECという元々は英国の会社のブランド名のシューズで、日本ではムーンスター(旧月星)がその名前で製造、販売を行っている。

妙に安かったので買ってみた。

鎌倉投信に行こう。久しぶりだ。約10年ぶりだな。

稲村ケ崎へ向かう。



鎌倉駅行き江ノ電に飛び乗る。

江ノ電稲村ヶ崎駅の踏切が遠くに見える位置まで来た時に、鎌倉駅行き江ノ電が走るのが見えたら、それから走ってもその電車に間に合う。江ノ電は稲村ヶ崎駅でしばらく停車するからだ。

車両に飛び込んだら、子供にとても人気のある車掌さんと対面することになるひとり席に座れてしまった。



鎌倉駅下車。

二の鳥居。



若宮大路を北上する。

でかい狛犬。



段葛を歩く。頼朝になった気分だ。



数年前、段葛が新しくなった時に植えられた桜。



太くなったねぇ。

木々の成長は速い。

豊島屋さんを左に見ながら歩く。



さらに北上する。



こちらが段葛の最北端。



目の前が鶴岡八幡宮。

八幡宮に入っちゃう。



流鏑馬で馬が走り抜けるところ。



八幡宮から東側に抜ける。



金沢みちへ。歩道が狭い。歩きにくい。



有名なパン屋さんの喫茶部門前を通過。



すると岐れ路交差点。



左をまっすぐ行くと鎌倉宮。

右は今までやって来た金沢みちで、鎌倉から朝比奈を抜け横浜市金沢区へ至る道。

この近辺、ちょっと奥へ入ると静かな住宅地です。1区画が3つに切り刻まれて売り出し中。



その先で金沢みちを右折し、大御堂橋を渡る。



静かな住宅街。ここへ来るのは久しぶりだ。



この先に鎌倉投信(日本株の投資信託を運用、直販する会社)が本当にあるのか?と思えてしまう場所。

だって普通なら「資産運用」を業とする会社は、都内にあるので。



もうちょっとだ。ますます静かな住宅街。



最初の曲がり角(↓)を右ですよ。



この看板(↓)がなければ、迷いそうだ。



迷路かよ。でもあったみたい。



これです。この奥の築90年とかいう日本家屋が鎌倉投信のオフィス。



こんにちはーー!



鎌倉投信の鎌田社長とお会いした。

私以外にも5人の方が同席。

私が鎌田社長とお会いするのは、これで2度目だ。鎌倉投信が運用を始める直前、10年近く前に一度私はここへ来ている。

この日は鎌倉投信という会社および同社が運用する投資信託の投資哲学や運用状況の説明を聞く機会。


【同社ホームページ】

● 現在ファンドの残高は約400億円。20,000人弱のお客さんがお金を預け、そのうち500人(2.5%)ほどが未成年だとか。世の中変わりましたねえ。

● 60%のお客さんがは毎月コツコツ定額を投資するタイプ。残り40%の人は「スポット買い」で好きな時に好きな額を投資している。

● 相変わらず現金比率は高い。この時点では40%弱。つまりお客さんが預けたお金の4割弱が現金に滞留して、6割強が株式や一部社債に投資されている。

● それにもかかわらず運用開始来、9年半ほどの期間で、そのリターンはTOPIX(日本株式の代表的インデックス)を凌駕している。

● 一方そのリスク(リターンの変動性)はTOPIX(日本株式の代表的インデックス)の半分くらいだ。下がる時はTOPIXほど下がらず、上がる時もTOPIXほど上がらず、なだらかな線を描いているのだ(↓)。

(青が鎌倉投信のファンド、赤がTOPIXである)



● 現金比率が高いのだから、鎌倉投信が運用する投信のリスクがTOPIXより小さいのは当たり前だと思われるかもしれない。その点を質問してみると、それは半分正しい。鎌倉投信の運用とTOPIXのリスクの差は、同社の現金比率が高いことの効果がおおよそ半分、銘柄選択によること(同社の運用するポートフォリオとTOPIXの株式の構成銘柄の違い)の効果がおおよそ半分ということだ。構成比率的には中小型株が大半を占めていて、TOPIXとはまったく異なる性格を持つポートフォリオだ。

● 投資哲学は相変わらずだ。鎌倉投信が考える「いい会社」の株式に投資し、その会社が変質しない限り、その株式を持ち切る(途中で売らない)。

● 私以外の訪問者は、おそらく資産運用業界なんてあまりご存じなさそうな方ばかりだった。その方々がどう思ったかわからないが、鎌倉投信はこの業界ではかなり変わった存在だ。社屋の外見(築90年の日本家屋)もロケーション(鎌倉市雪ノ下)も投資哲学も対面してこうやって説明するところも、全部たいへん珍しい。

● しかしロケーションに関しては海外の資産運用会社なんて、いろんなところにあるからねえ。アメリカなんて、田舎街やリゾート地に本拠を置く資産運用会社は多数存在する。このブログでも書いたことがあるが、2年前に私はある資産運用会社を訪ね、米国アリゾナ州なんてところにでかけた。面白かったな。それに比べたら、鎌倉市内に社屋があるなんてことは、むしろおとなしいくらいであると言える。

● 鎌倉投信は直販方式(=証券会社や銀行の店頭やウェブサイトを経由して売らない)だ。販売手数料は不要で、お客さんは鎌倉投信に直接購入を申し込めばよい。証券会社や銀行にバカみたいな販売手数料を取られないで済むのはいいね。あれは本当にバカみたいだ。

ありがとうございました。

では金沢みちを帰りましょう。



横浜国大付属小中学校の前を通る。名門学校の生徒になった気分。



再び八幡宮へ入った。



名門学校の次は名門幼稚園(笑)。



私もここへ通っていたら、もっと立派なオトナになったかもしれない。

蓮の池。



八幡宮は広大だ。こんな大きな池を含んでいろんなものがあるのだ。



でももう夕方5:20PMくらいなので、空いてます。

八幡宮南端。



普段通らない若宮大路の東側歩道を行く。



雪ノ下カトリック教会。



昼はざるそばしか食ってない。

腹が減りました。コーヒーとマフィンくらいは欲しいと店内を覗くが、やはりここは家路を急ぐ。七里ガ浜は遠いのだ。



やっと鎌倉駅に着いたよ。



鎌倉投信ってなんて遠いんだ(笑)。

江ノ電。これに乗ると、安心する。もう帰ったも同然。



七里ヶ浜駅で下車。

ちょっと寄り道。



天気は冴えない。気温低め。湿度高め。波静か。



夕方の海辺を楽しむ人たち@パシフィック・ドライブイン。



七里ガ浜住宅地です。



自宅はもうすぐ。

鎌倉投信が元気そうで良かった。私も鎌倉投信を少し持っているからね。

マクロ戦略のヘッジファンドの方は先日ご紹介した通り、順調だ。



上記グラフはHFRXによるデータで、ヘッジファンドの戦略別指数の8月単月のリターン。

HFR社のウェブサイトに登録すれば、どなたでもダウンロードできるデータで、それをエクセルでグラフ化したものだ。

8月の市場はヘッジファンドにとって儲けるのが難しかったようで、同じヘッジファンドでも月次リターンは戦略によりまちまちだった。

マクロ関連のそれ(オレンジ色)は絶好調。

私の運用の中では、ロンドンの不動産に投資する英ポンド建てファンドが苦戦している。

なんたって英国のEU離脱問題が重荷だ。

ところが、ブレグジットを煽った世紀のテキトー男、現在の英国の首相は行き詰まって来た。

首相の先は見えて来たが、問題の解決はまだ時間がかかる。

首相が強引に推し進めかねない合意無き離脱を議会は拒否した。



そこで首相は総選挙を実施しようとしたが、それも議会は拒否した。

ホントにMIND THE GAPだ。

しかるに、首相は再度総選挙を議題にのせようとしている。

総選挙を実施すると勝てると首相は思っているらしい。
コメント (18)
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